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虎ノ門の老舗純文具店・オカモトヤが創業110周年記念万年筆「Rinne」発売

IGNITE / 2021年12月15日 23時15分

虎ノ門の老舗純文具店・オカモトヤが創業110周年記念万年筆「Rinne」発売

東京・虎ノ門の老舗文房具店が、110周年を記念した万年筆を発売する。

オカモトヤは、2022年6月2日に、創業110周年を迎える。この節目を記念して、オリジナル万年筆【鈴音~Rinne~】を12月20日(月)に、一般発売する。

■オカモトヤ110周年記念謹製万年筆・鈴音~Rinne~
今回の万年筆は、「書くを楽しむ」というテーマを元に試行錯誤し、その想いを形にしたもの。「はじまり」はネイビー色、「みらい」がパープル色。どちらも数量限定となる。

昭和8年頃に発売されていた、オカモトヤオリジナル製品の「ヤング」万年筆以来となる、オリジナルの【鈴音~Rinne~】は、エラボー軸の万年筆。エラボー軸は、オカモトヤ虎ノ門店で最も多く販売されている万年筆で、日本語のトメ、ハネ、払いが独特の撓りで表現することができ、筆のような筆致が生まれる。


オカモトヤは、日本の文化・文具を伝えていく為、このエラボーを選んだという。コロナ禍リモートワークの普及で、「書く」という行為が少なくなってきている現代。そんな時代だからこそ、書く楽しみを伝えていきたい、これこそが110年前から虎ノ門の地で、働く人に寄り添い日本の文具で商いを行ってきたオカモトヤの使命ともいえるのだろう。

■「書く」という文化を世界に
この万年筆は、鈴の音が広がるように、「書く」という文化が、オカモトヤから世界に広がっていくようにとの想いを込めて、鈴音と名付けられた。また、鈴の形は創業当時の企業ロゴとしても使用されており、現在でも虎ノ門店のアイコンとして使用している。

その想いは、万年筆の各所に見られる。天冠の彫刻は、企業ロゴを展開し一つ一つが雫のように波紋を描き、キャップの二重リングに繋がり更に広がっていく様を表しているという。

「はじまり」38,500円(税込) PILOT エラボー軸ベース

表面は南部鉄器のようなザラザラと質感のマット調の仕上がりに。色はコーポレートカラーでもあり、オリジナルインク「はじまり」をモチーフとした濃紺。

「みらい」38,500円(税込) PILOT エラボー軸ベース

表面は陶器のような質感でラメを感じる仕上がりに。色は、歴史を大事にしながらも新しい時代への変革をイメージして、パープルになったという。

サイズ:最大径Φ141.0mm 全長139mm ペン先:ロジウムペン先仕上 字幅:SEF(軟極細)、SF(軟細)、SM(軟中)、SB(軟太)の4種 軸・キャップ:黄銅・塗装(鉄器仕上、陶器仕上)

箱には110年の歴史を振り返り、思い出の写真が。ECO紙材、バガスシュガー、マガジンペーパーを使用している。

■鈴音~Rinne~販売スケジュール

鈴音~Rinne~は、まず12月11日(土)21:00~からオンライン限定先行予約販売を行う。続いて、12月18(土)19日(日)には、Tono&Lims主催イベント A space walk inTOKYO にて店頭先行販売を。そして、12月20日(月)に、店頭、オンラインショップにて一般販売開始となる予定だ。

110年の老舗の歴史が詰まった逸品。手に取って文字をしたためてみたい。

オカモトヤHP:https://www.okamotoya.com/

(suzuki)

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