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「再エネ施設のデザインコンペ」日本開催に向けた取り組み、脱炭素まちづくりを目指す

IGNITE / 2021年12月25日 0時30分

「再エネ施設のデザインコンペ」日本開催に向けた取り組み、脱炭素まちづくりを目指す

過去5カ国10都市で開催してきたサステナブルデザインの国際イベント「Land Art Generator Initiative」(以下、LAGI)。カーボンニュートラルの実現を目指す「LAGI」の日本初開催に向けて、複数地域と協議が始まった。

■「再エネ施設のデザインコンペ」で目指せ!脱炭素まちづくり
プレイス・ブランディング企業のATTIQUE社は、世界の建築家やエンジニアが参加する“サステナブルデザイン”の国際イベントを企画・運営するLAGIと、日本における独占代理店契約を締結し、LAGI初の日本公式パートナーとなった。

社会全体でカーボンニュートラルの実現を目指す上で、再生可能エネルギー発電施設のデザイン・建設に、地域住民が参加することはきわめて重要。現状、地域社会や自然環境を無視した乱開発により調和が失われ、カーボンニュートラル実現への推進力が不十分だ。

「LAGI」は、発電施設を、地域住民や建築・エネルギー・アート分野の専門家と共創して、パブリックアート作品として提案する。その過程と成果を通じて、シビックプライドを高め、教育の機会をつくり、地域の住み心地や経済、文化の発展に貢献する。

「Solar Hourglass(1st Place Winner LAGI 2014 コペンハーゲン)」 Santiago Muros Cortés

そして、再生可能エネルギーの発電を通じて、あらゆる家庭に公平にクリーン電力を供給しながら、カーボンニュートラル社会への移行を加速させる。具体的には、エネルギー転換、コミュニティ醸成、そして文化資源の活用を図る企業・団体を支援し、最良の方法で、最大の効果を追求する。

米国ネバダ州では、LAGIと砂漠の祭典「バーニングマン」が提携したプロジェクト「LAGI 2020 Fly Ranch」が進行中。

「バーニングマン」とは、ネバダ州の砂漠に2週間だけ創造される“ブラックロック・シティ”に参加するために、世界中から8万人の人々が毎年集まる祭典。LAGIは、その母体組織が保有するオフグリッドな牧場跡地を舞台に、自給自足できるインフラ構築のアイデアを公募した。

現時点では、複数の受賞チームとプロトタイプを制作中。

受賞作品の1つ「Seed」のパース

■LAGI×ATTIQUEパートナーシップの概要
LAGIプログラムのプロモーション機能強化
LAGIの「建築デザインコンペティション」では世界的な建築家が審査員を務めるため、主催者や開催地は国際的な話題を獲得できる。その話題をイベント当日だけでなく、開催発表時から一貫して継続させるために、ATTIQUEが得意とする動画やデジタルメディアを用いたプロモーション施策をメニューに追加する。

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