酒をこよなく愛する4人の造り手によるホップ×4種の酒アソートセット
IGNITE / 2021年12月27日 21時30分
浅草初の自社醸造所「木花之(このはなの)醸造所」を保有するALL WRIGHT社は、ホップを各種原酒と混ぜてお酒を作る「HOP CONNECTION PROJECT(ホップコネクションプロジェクト)」を開始した。
■面白い酒を作りたい!という想いで誕生した“ホップどぶろく”
木花之醸造所では、2021年春にホップを混ぜた“ホップどぶろく”を醸造、発売したところ、どぶろくとしての酸味や甘味に加え、ホップの鼻を抜ける香りが爽やかでとても面白く美味しいと好評だった。
ホップは主にビールの醸造や料理のアクセントに使われるが、原酒と合わせて酒を作ることはあまり例がない。
■酒をこよなく愛し、研究を重ねる4人の醸造家がホップSAKEを表現
ベースのホップ(ポラリス・ネルソン)を統一し、各種の原酒違いを愉しむ企画として、木花之醸造所の呼びかけにより、福島、長野、静岡の醸造家が、米焼酎、ハードサイダー、ビールを作った。木花之醸造所で醸造したホップどぶろくと共に、特別な「HOP CONNECTIONセット」として販売する。
只見生まれの米焼酎“ねっか”が作るホップハイボール
福島県南会津市の米焼酎「ねっか」は、只見産の米のみを使用し、減圧蒸留、30度の低温蒸留にこだわった希少な焼酎を蒸留。
日本酒と同じ工程で仕込んだ「ねっか」の吟醸香に、ホップの華やかな香りをマリアージュし、スッキリと飲みやすいハイボールに仕上げた。焼酎の香りにホップが加わることで、清涼感と抜け感のある香りに仕上がった。
りんご農家兼醸造家“サノバスミスが作るホップハードサイダー
長野県大町市の「サノバスミス」は、グラニースミスを主原材料とする新しい製法で、旅を通して生まれたアイディアをベースに自社で一貫して製造。
薬草の香気と果実味が絡み合うバニラや桜餅のような甘やかな香りと、シャープで爽快な口当たりが特徴のボタニカルサイダー。ホップが加わることで、口当たりから鼻を抜けるまで爽快感を感じられる。
柿田川ブリューイングが作る沼津クラフトビール
静岡県沼津市の「柿田川ブリューイング」は、今は懐かしきアメリカンIPAの現代的アプローチとして、ノルウェー生まれの高温発酵酵母のKveik、スパークリングワイン酵母QA23を投入。
発酵中にホップ成分と酵母が化学反応して、新たな香りが生まれるバイオトランスフォーメーション等のホッピング法を取り入れて仕込み、りんごの甘味とホップの鼻を抜ける感覚が爽快な一品に仕上がった。
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