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奥飛騨温泉郷に一宝水第一水力発電所を建設、2023年春頃に運転開始

IGNITE / 2022年1月10日 15時0分

奥飛騨温泉郷に一宝水第一水力発電所を建設、2023年春頃に運転開始

奥飛騨水力発電とシン・エナジーが計画を進めてきた、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷の「一宝水第一水力発電所」は、2021年12月23日に起工式を執り行った。一宝水第一水力発電所は、2023年春頃に運転を開始する予定だ。

■神通川水系高原川・未利用の水資源を有効活用
一宝水第一水力発電所は、2020年12月に竣工した「安房谷水力発電所」に続いて、奥飛騨水力発電として2か所目の水力発電所となる。年間発電量は2か所の発電所合わせて約8,134MWh(約2,490世帯分に相当※1)となる。

また「安房谷水力発電所」と同様に、地域に根差した発電所運用を行い、一級河川である神通川水系高原川の未利用の水資源を有効活用する。

■「地域貢献型開発」の事業スキーム

一宝水第一発電所レイアウト

奥飛騨水力発電とシン・エナジーは、奥飛騨における「地域貢献型水力開発」の基本コンセプトを次のように掲げている。

1つは、地元企業との連携により地域事業会社を創設すること。地元出資は51%以上。

2つめは、調査工事・土木建築工事・金融等に関して地元産業を優先活用すること。

3つめは、売電収益の一部を地域振興基金として地域に還元すること。具体的には、公園整備や文化活動支援など、一定額を20年間にわたり地元に拠出する。

そして4つめは、複数地点を対象とした逐次開発、地域一貫開発を進める、だ。

地域の人々と共同して水力開発の適正ルールを遵守した水力開発を推進することで、乱開発を防止し、地域のための「地域貢献型開発」を行い、事業収益を地域に還元する事業スキームで地域の活性化に貢献していくという。

※1電気事業連合会2015年データによる。

(冨田格)

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