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フィルムカメラなのにフィルムいらず!?「デジスワップ」でデジカメにアップサイクル

IGNITE / 2022年1月29日 18時30分

フィルムカメラなのにフィルムいらず!?「デジスワップ」でデジカメにアップサイクル

フィルムカメラの良さを、再度楽しみたい人に朗報だ。

ファイヤーワークスは、往年のフィルムカメラをiPhoneと専用アタッチメントを使ってアーティスティックなデジカメにアップサイクルさせる「デジスワップ」を、2月24日(木)よりCP+2022にて発表する。

フィルムカメラがiPhoneでデジカメにアップサイクル

高画質に撮ることだけが正義じゃない。誰でも簡単に綺麗に撮影できる世の中で、フィルムカメラは、アーティスティックに、進化してもいいんじゃないか。

そんな思いで誕生したのが「デジスワップ」だ。

デジスワップの特徴としては、フィルムカメラを改造することなく、スマホでデジカメにアップサイクルし、マニュアル撮影の難しさ(絞り、シャッタースピード、ピント調整)は、そのまま。しかもシャッターと連動するという、感動が味わえる。

また、アーティスティックな動画撮影も可能。画像や動画はスマホに保存されるので、SNSの投稿や共有が容易。アップサイクル&ソーシャルプロダクトのSDGs配慮製品だ。

フィルムカメラに愛着を持つ開発者によって誕生

写真、カメラ店を営んでいた店主は、時代の流れや、環境の変化で置き去りにされたフィルムカメラをしみじみ眺めていた。

フィルムも高価になり、現像も気軽とはいかない世の中で、そのフィルムカメラたちは、今も元気にシャッターが切れ、“カシャ、カシャ”と空シャッターを切っては昔を懐かしんでいたある日、スマートフォンでフィルムカメラのファインダー部を撮影してみると、感じよく撮影できた事をきっかけに2021年に開発に着手。

アプリケーションは、あくまでもフィルムの役割を演じるため、撮影時はフィルム感度の設定のみ。シャッターと連動させるため、アプリケーションに工夫を凝らし、デジスワップが誕生した(*)。

ニコンF2装着例

フィルムカメラ特有の写真・動画の撮影ができる

デジスワップは、フィルムカメラの裏蓋(フィルムを装填する)を外し、専用のガジェットを三脚ネジを利用して取り付け、専用のアプリをインストールしたスマホをガジェットに取り付けて撮影準備完了。

フィルムカメラ特有のエモい写真はもちろん、雰囲気のあるアートな動画の撮影も可能。人とは違った写真や動画を撮りたい人は必見アイテムだ。

ライカM2装着例

装着時ガジェット

ライカM2アダプター(オプション)

フィルムカメラの雰囲気・色合いが好きな人は欲しいガジェットだ。

デジスワップ
価格:ガジェット本体199ドル(予定)~アプリ49ドル(予定)
ライカMアダプター88ドル(予定)
ハッセルブラッド専用ガジェット&app(開発中)
販売方法:キックスターター(クラウドファンディング)準備中
販売時期:4月初旬〜(予定)
URL:http://www.1950vintage.com
製品URL:https://www.digi-swap.com
DiGi SWAPショールーム(3月〜):大阪府大阪市北区天満3−1−2 TSビル1F,B1 R JAZZ ESPRESSO内

(田原昌)

* 国内特許取得済み。国際特許(PCT)出願済み

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