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立川のPLAY! MUSEUM 「どうぶつかいぎ展」に体感型のケモノアートが出現

IGNITE / 2022年3月5日 20時0分

立川のPLAY! MUSEUM 「どうぶつかいぎ展」に体感型のケモノアートが出現

『動物会議』を元にした空間から、平和のための大切なメッセージを受け取りたい。

立川のPLAY! MUSEUM企画展示第6弾「どうぶつかいぎ展」では、現在、アーティスト・菱川勢一の手がけるケモノアートを展示中だ。

アニメーションや音声と共に楽しむ「ケモノアート」

今回の展覧会は、ドイツの作家、エーリヒ・ケストナーにより描かれた絵本『動物会議』がテーマだ。静的な展示ではなく、“ケモノ”と呼んでいる生きものたちと共に、可愛らしいアニメーションや、鳴き声で奏でられるリズムを使い、映像作家としても活躍する菱川ならではの演出を行なっている。

人間たちにどのように伝えればいいのか、何を要求するべきなのか、一生懸命に話し合う動物たちは、可愛らしくも怖くも見える。「体感」を通して、それぞれの感じ方と思い出を作りたい。

「争い」へのメッセージを込めた絵本『動物会議』

そもそも『動物会議』とはどういった絵本なのか、その内容についてもご紹介したい。

『動物会議』エーリヒ・ケストナー

ストーリーの主人公は、その名の通り、ゾウ、キリン、ライオンといった動物たちだ。一見、子ども向けの絵本にも見える『動物会議』だが、その先には戦争を止められない愚かな人間を痛烈に批判するメッセージが込められており、物語の中には二度にわたる著者の戦争経験が強く反映されている。

ケストナーはかわいらしい動物たちとユーモラスな絵本を通じて、戦争のような大きな過ちを繰り返さないために大切なことを、現代に向けて伝えている。

展示会ではケストナーの物語を8つの場面に分けて、8人のアーティストが各章を担当。本展のために制作した新作を展示する。それぞれの表現でリレー形式で物語を描き出す、現代版『動物会議』だ。

エーリヒ・ケストナーが遺した、争いをやめられない人々に対する思い。彼の表現したユーモアはそのままに、現代のアートとして生まれ変わった「どうぶつかいぎ」の空間を楽しみたい。

どうぶつかいぎ展
展示期間:2月5日(土)~4月10日(日)
会場:PLAY! MUSEUM
所在地:東京都立川市緑町 3-1 GREEN SPRINGS W3 2F
営業時間:10:00-18:00 (平日は 17:00 まで/入場は閉館の 30 分前まで)
入場料(税込):一般1,500 円
※当日に限り入退場自由
※平日は当日券のみ/休日はオンラインチケットの日付指定券も販売
※同時開催の「ぐりとぐら しあわせの本」展の料金も含む

PLAY!:https://play2020.jp/

(IKKI)

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