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まだ間に合う!プッチーニの傑作オペラ『トスカ』を映画館で体感しよう

IGNITE / 2022年3月15日 21時0分

まだ間に合う!プッチーニの傑作オペラ『トスカ』を映画館で体感しよう

愛、嫉妬、罠、拷問、殺人……、次々巻き起こるスリルとサスペンス!

名門歌劇場「英国ロイヤル・オペラ・ハウス」で上演されたバレエ・オペラの公演と特別映像をスクリーンで体験できる『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2021/22』。その最新作のオペラ『トスカ』が3月17日(木)までTOHOシネマズ 日本橋ほかで全国公開中だ。

海外ドラマさながらのジェットコースターオペラ『トスカ』

激動の時代のローマを舞台に、悪の手によって引き裂かれる恋人たちの物語と、アリア「歌に生き、愛に生き」に代表されるイタリア・オペラならではの美しいメロディが目白押しのプッチーニの傑作オペラ『トスカ』。

舞台は、ナポレオン軍がヨーロッパを席巻中の1800年6月。共和国が廃止され、ナポリ王国の警察長官スカルピアが恐怖政治を敷くローマ。共和派の画家カヴァラドッシは脱獄した友人をかくまうも、嫉妬深い恋人のトスカは、それを浮気と疑ってしまう。警察長官はトスカの嫉妬心を利用して罠にかけ、さらにカヴァラドッシを逮捕し拷問にかける。

トスカは、カヴァラドッシの命と引き替えに彼女の身体を要求してきた警察長官を殺害、恋人たちは悪の手から逃れたようにみえたが……。という怒涛の展開が繰り広げられる物語だ。

音楽・舞踊ナビゲーターの石川了氏が傑作オペラを解説

音楽・舞踊ナビゲーターの石川了氏は、こうコメントする。

「オペラ自体は2時間位と見やすく、ストーリーは恋愛から疑い、嫉妬、罠、拷問、殺人へと一気に展開する、まるでジェットコースタードラマ。『蝶々夫人』『ラ・ボエーム』『トゥーランドット』で知られるイタリアの作曲家ジャコモ・プッチーニの音楽はどこまでも美しく、1話40分を3話分(全3幕)イッキ見する感覚で楽しめます」

今回公開する公演は、ジョナサン・ケントの写実的な演出に、英国ロイヤルならではの重厚なセットと衣裳の美しさも加わり、字幕によって物語もストレスなく理解でき、その世界観をスクリーンで十二分に堪能できる。

石川氏はさらに本作の魅力をこう解説する。

「この『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2021/22・トスカ』では、日本ではあまり知られていないヨーロッパで最旬のアーティストにも注目したい。日本の音楽ファンにとっては、噂で聞く彼らの活躍ぶりを自分の目と耳でチェックできる絶好の機会」

「ドラマファンにとってもクラシック音楽ファンにとっても、感染対策が万全な映画館における新しいエンターテイメントとして楽しめるはず。海外ドラマのワクワク・ハラハラをオペラでも共有できる『トスカ』を、オペラハウスの臨場感が味わえる大スクリーンと迫力のサウンドで、ぜひ一度体験してみてほしい」

『トスカ』あらすじ

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