台湾人夫婦が手がけた万年筆セットが、日本と台湾を結ぶ架け橋になる
IGNITE / 2022年4月2日 16時0分
![台湾人夫婦が手がけた万年筆セットが、日本と台湾を結ぶ架け橋になる](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/ignite/ignite_384198_0-small.jpg)
文字にも絵にも使える美しい5色のインク。
クラウドファンディングサイト「Kibidango(きびだんご)」で、台湾から見た日本の美しい原風景を「インクの色」で表現した万年筆とインクセット「HAPPYMT(ハッピー・エムティー)」が、国内正規販売を目指してクラウドファンディングを開催中だ。
台湾から日本へ「加油!」の気持ちが込められている万年筆とインクセット「HAPPYMT(ハッピー・エムティー)」は、コロナ禍でお互いの国を行き来することが難しくなったいま、「日本と台湾を結ぶ架け橋になれば」という思いで制作された。以前のように旅に出られる日を楽しみに、台湾から日本へ「加油(頑張れ)」の励ましの気持ちが込められている。
手掛けたのは1980年からペンの製造に携わる台湾人のMikeとTerri夫婦で、オノ・ヨーコ氏、市川猿翁氏、小澤征爾氏、坂本龍一氏など優れたアーティストに贈られてきた「モンブラン国際文化賞」を受賞するなど高い評価を得ており、台湾大手メディアにも多数取り上げられるなど大きく注目を集めている。
台湾から見た日本の原風景をイメージしたインクカラーインクのカラーは、涅(ブラック)、竈(グレー)、薪炭(ブラウン)、天鵞絨(ダークグリーン)、蜜柑(オレンジ)の5色で、「ハッピー・エムティー」の世界観を表現するためにネーミング。台湾から見た日本の原風景をイメージした、どこか懐かしさを感じさせる色合いが美しい。
このインクはpH値が中性で流れが良いのが特徴で、紙にインクが滲まないうえに、ペン先に詰まって傷んでしまう心配もなく、万年筆のインク以外にも、筆や水彩絵の具、つけペンのインクとしても使うことができる。
万年筆のペン先は、滑らかな書き心地に定評のあるドイツのシュミット製を採用。「しなり」をしっかりと感じられるので、「トメ」「ハネ」も自在に美しく表現できる。字幅は手紙を書くのに適した定番の扱いやすい太さで、万年筆初心者でも難なく使えるので、初めての一本としてもオススメだ。
万年筆セット「HAPPYMT(ハッピー・エムティー)」は、インク×1、万年筆×1、コンバーター×1のセットで、万年筆のカラーはインク毎に選べるカラーが異なる。このプロジェクトは、目標金額250,000円達成で国内初となる正規販売が決定し、5月19日(木)23:59まで支援を受付中だ。
クラウドファンディングでの価格は、ペン&インクセットの超早割¥4,980(10セット限定)、早割¥5,350(30セット限定)、Kibidango特別価格¥5,850、ペン&インクセット×2の超早割¥8,950(5セット限定)、早割¥9,990(10セット限定)、Kibidango特別価格¥10,800、インクは本体支援者限定価格¥600、特別価格¥1,300、日本の原風景セットは特別価格¥4,000(すべて税・送料込み)。開発国/生産国は台湾で、8月初旬から9月初旬頃より順次届けられる予定だ。
「HAPPYMT」販売サイト:https://kibi.co/happymtink
(MK)
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