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那須高原のキャンドル専門店がつくった“コーヒー豆”のサステナブル蝋燭

IGNITE / 2022年5月18日 22時30分

那須高原のキャンドル専門店がつくった“コーヒー豆”のサステナブル蝋燭

珈琲の「廃棄豆」をご存じだろうか。「廃棄豆」とは、賞味期限切れや豆の選別など、さまざまな理由で販売されなかった豆のことだ。

「CANDLE HOUSE Chou Chou(キャンドルハウスシュシュ)」がある那須高原には、自家焙煎を行っている珈琲店が数多くある。

「せっかくの珈琲豆を無駄にせず、別の形でも手に取ってほしい」、そのような考えのもと5月21日(土)に店舗限定で発売されるのが、地元の珈琲店から出た廃棄豆を使ったキャンドル「那須珈琲蝋燭」(税込3,300円)だ。

地元の焙煎所やカフェの「廃棄豆」を使用したキャンドル

焙煎前の豆を「生豆」と呼び、割れや欠け、ニオイがあるものなどを廃棄豆として選別している焙煎所は多い。CANDLE HOUSE Chou Chouを運営するPROPRE(プロープル)社では、栃木県北の焙煎所やカフェからこれらの廃棄豆の提供を受け、キャンドルを制作する。

初回においては、「那須珈琲蠟燭」1個と各提携珈琲ショップのドリップパック2個とのセット販売を行う。

焙煎前の生豆

焙煎した豆を選り分けている様子

蝋や芯にもサステナブルな素材を使用

同社によると、キャンドルを試作する中で、地元の里山や企業で不要になった物を使い、より「サステナブル」なキャンドルにしたいと考えるようになったという。

そこで同社は、那須の結婚式場やイベントで使用済のキャンドルを回収。再生蝋として使用することに決めた。使用済みキャンドルは溶媒・ろ過の工程で不純物を取り除くなど、精製にも工夫をしている。

回収した使用済のキャンドル

蝋を溶かし、精製している様子

また、芯には日光杉を間伐した際に出る木材を再利用。芯は手編みで制作している。

日光杉の木糸芯を手編みしている様子

この芯は、オレンジ色のあたたかい灯りが特徴だ。日光杉を再利用することで、リラックスタイムに最適なキャンドルとして仕上がった。

電力不足も心配されている今、キャンドルの灯りで夜を過ごしてみてはいかがだろうか。

CANDLE HOUSE Chou Chou(キャンドルハウスシュシュ)
所在地:栃木県那須郡那須町高久乙796-234
営業時間:10時~18時(キャンドル制作体験の最終受付は17時)
定休日:木曜日
公式HP:http://chouchoustyle.com

(IKKI)

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