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<5月25日>印刷会社が造るビール!新橋初の醸造所「KUNISAWA BREWING(國澤麦酒)」のブリューパブがオープン

IGNITE / 2022年5月18日 23時0分

<5月25日>印刷会社が造るビール!新橋初の醸造所「KUNISAWA BREWING(國澤麦酒)」のブリューパブがオープン

50年以上続く印刷業を中核とする河内屋が、サラリーマンの聖地・新橋にて、新橋内初となるクラフトビール醸造所「KUNISAWA BREWING(國澤麦酒)」をオープンする。

同施設2階に併設のブリューパブ「Arts & Crafts Kawachiya」のグランドオープンは5月25日(水)、初醸造のラガービールは6月に味わえる予定だ。

新橋で初めてのクラフトビール醸造所を、印刷会社が立ち上げる

特殊印刷/ 加工・活版印刷をはじめ、紙とインクで出来る全ての表現を創造し続ける河内屋は、1971年の創業以来、クリエイティブなクライアントと共に、さまざまなひらめきを形にしている。2017年新たな表現のひとつとして、文具ブランド「KUNISAWA」を立ち上げ、世界20か国で愛用されている。

なぜ、クラフトビールを選んだのか

地域に愛される事業を取り組みたい、また、國澤代表の海外駐在時代のホームブリューイングの経験から、「クラフトマンシップ」を表現する新たな事業としてクラフトビールの検討が始まった。その後、国内では熟成期間の関係等から取り組む醸造所が少ない「ラガー」タイプのビールを中核としたクラフトビール事業を立ち上げることを決めた。

このクラフトビール醸造所立ち上げにあたっては、マイクロブルワリーのプロデュース事業を行うAugust International(アウグスインターナショナル)が支援した。

水平貯蔵タンクが設置された、国内で数%しかない醸造所

同醸造所には、600Lの仕込み釜と総勢9基のタンクを設置。「至高のラガービールを造りたい」という、國澤代表の想いを実現するために最適な貯蔵タンクを用意した。

それは、海外ではラガービールの貯蔵で一般的に使われているものの、国内ではクラフトビール醸造所が500軒以上ある中でも、予算やスペースの観点から導入事例が数件程度にとどまっていた水平貯蔵タンクだった。

2022年4月に醸造免許を取得し、醸造を開始。なお、港区新橋を管轄する芝エリアにおける発泡酒の酒類製造免許発行は初めてであり、同醸造所は、新橋初のクラフトビール工場となる。KUNISAWA BREWINGの醸造所は、河内屋の自社ビル1階、クラフトマンシップのショールームとしての役割も果たす。

6月に楽しめるラガータイプのビール

同醸造所が提供するラガータイプのビールは、約2か月の熟成期間を要するため6月に一般公開予定。その他の熟成期間がより短いクラフトビールについては、5月25日より提供開始予定となっている。

これらのビールは、河内屋の自社ビル2階「Arts&Crafts Kawachiya」で楽しめる。2階には、飲食スペース以外にも、河内屋が長年利用してきた印刷機やKUNISAWAブランドのステーショナリーが用意されており、クラフトマンシップに触れられる場となる予定だ。

新橋の新しい顔になりそうな醸造所のオープンを楽しみにしたい。

KUNISAWA BREWING(國澤麦酒)
所在地:東京都港区新橋5-31-7 Kビルディング
※2階は「Arts & Crafts Kawachiya」
営業時間:火~金17:00~22:00(L.O.21:30)、土11:00~21:00(L.O.20:30)
公式HP:https://www.kunisawabrewing.tokyo/

(田原昌)

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