<埼玉・角川武蔵野ミュージアムにて開催>日本初の“体験型”ゴッホ展で巨大な映像空間に没入する
IGNITE / 2022年5月29日 21時0分
音や映像と共に、世界的な芸術家「ゴッホ」の世界観に没入したい。
角川文化振興財団が、「ところざわサクラタウン」内、「角川武蔵野ミュージアム」1Fのグランドギャラリーにて、巨大映像空間へ没入する360度体感型デジタル劇場第2弾「ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー」を6月18日(土)~11月27日(日)の期間、開催する。
Creative Direction: Gianfranco Iannuzzi
Created by : Gianfranco Iannuzzi – Renato Gatto – Massimiliano Siccardi
KCM Editing: Rino Tagliafierro
Production: Culturespaces Digital®
フィンセント・ファン・ゴッホほど日本人に愛されている西洋画家はいない。『ひまわり』をはじめ、『黄色い家(アルルのゴッホの家、ラマルティーヌ広場)』、『アルルの寝室』、『糸杉』、『自画像』、『星月夜』など、数多くの有名な作品がある。
また、浮世絵と日本への憧れ、南仏でのゴーギャンとの共同生活、悲劇的な最期など、その波乱万丈な人生も広く知られている。作品は生前には評価されなかったが、死後注目され、絵画の歴史を大きく変えた。
今回、角川武蔵野ミュージアムでは、ファン・ゴッホが見た世界を追体験する体感型デジタルアート展を開催。会場の壁と床、360度に投影された映像と音楽で、彼が見た世界を再現しながら、情熱的な画家の人生を辿る。
躍動する力強い筆致に注目し、大胆な色彩を再現した映像は、暖かい色味から、ときに陰鬱な色合いに変化する。没入型の展示は、ファン・ゴッホの感情的で混乱した詩的な内面の世界を呼び起こし、光と影を強調する。
鑑賞のしかたに決まりはない。自由に歩きまわり、時に立ち止まり、時にハンモックに揺られながら楽しむのもOK。その生涯をかけて描かれた作品群が、人々をファン・ゴッホ作品の本質へと誘う。
角川武蔵野ミュージアムのイマーシブテクノロジーにも注目今回、ゴッホ展を開催する「角川武蔵野ミュージアム」についてもご紹介したい。
同ミュージアムはグランドギャラリーに、1100平方メートル以上の巨大空間をあますことなく映像と音楽で包み込む「体感型デジタルアート劇場」を開発。2021年に開催した「浮世絵劇場from Paris」では、多くの来場者がアートへの没入を体験した。
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