日本橋・福徳の森の地下に能舞台と茶室を持つレストラン＆バー「英遊斎 水戯庵」がリニューアルオープン

同店には能舞台の形式に倣い、老松を描いた鏡板を背景にした3間4方の舞台がある。

この鏡板は、もともとは京都の観世流能楽師・片山家、京舞・井上家ゆかりの舞台のもので、老松の絵は狩野派の絵師が描き、京都・二条城にもあったとされる由緒正しいものだ。

ここでは夜ごと、女流芸術家たちによる日本舞踊を鑑賞できる。また、能・狂言・雅楽などの伝統芸能の上演も予定しているとのこと。

なお、茶室ではお茶会と食事がセットで楽しめ、プライベートのお茶会を開催することも可能だ。

季節感を大切にした食事、日本の伝統文化を具現化する能舞台・茶室など、アーティスト・木村英智氏の世界観を凝縮した「英遊斎 水戯庵」。

日本の伝統芸能を身近に楽しめる同店で、大人ならではの贅沢なひと時を過ごしてみては。

英遊斎 水戯庵
所在地：東京都中央区日本橋室町2丁目5−10 B1F
公式HP：https://suigian.jp/heritage/

（高野晃彰）

※料金は全て税込
※料金には別途サービス料10％が加算される