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世界初!シャブリワインをイメージした楽曲「シャブリ・シンフォニー」を聴いてみよう

IGNITE / 2022年7月1日 20時30分

世界初!シャブリワインをイメージした楽曲「シャブリ・シンフォニー」を聴いてみよう

去る5月末日、ブルゴーニュワイン委員会は、シャブリ(Chablis)ワインをイメージした楽曲「シャブリ・シンフォニー」を発表した。現在、公式サイトにて視聴が可能になっているので、シャブリワインとともに聴いてみては。

シャブリワインの多様性を音楽で発見

シャブリワインの原産地は、フランス東部のブルゴーニュ北部。単一ブドウ品種「シャルドネ」で造られる4種のアペラシオンで構成される白ワインで、他の産地にはない繊細さが特徴だ。日本は金額、分量とともに、同ワインの輸出先として第3位の市場となっている。

「シャブリ」という名称の知名度もあり、シャブリワインの純粋さやミネラル感については日本でも多く語られてきた。しかし今回、人々にシャブリのもつ“多様性”や“多彩な味わい”に改めて着目してもらい、より深い理解につながるよう新しいアプローチを試みた。それが、初となる「音楽」だ。

シャブリの4つのアペラシオン、4曲からなる「組曲」

「シャブリ・シンフォニー」は、作曲家・松波匠太郎氏が創作を手がけた。同氏はソムリエ・近藤佑哉氏とともにシャブリワインの試飲をし、世界初となる楽曲を完成させた。

今回の楽曲作成の際に試飲したワインは、「プティ・シャブリ、2019 ドメーヌ・ビヨー・シモン」「シャブリ、サンマルタン、2019、ドメーヌ・ラロシュ」「シャブリ・プルミエ・クリュ、コート・ド・レシェ、2019、ドメーヌ・ダニエル・ダンプ・エ・フィス」そして「シャブリ・グラン・クリュ、ヴォーデジール、2019、ドメーヌ・ジャン=ポール・エ・ブノワ・ドロワン」の4種類となっている。

この組曲は、それぞれの独立した短い4曲で構成。それぞれに各アペラシオンの名前が付けられ、四重奏で演奏する。

組曲全体を牽引する1曲目「プティ・シャブリ」

「プティ・シャブリ」はポートランディアン期の石灰質土壌に植えられ、若いうちが飲み頃のワイン。

作曲家のコメント曰く、「軽やかで明るく、若々しい溌剌さが魅力、メインの楽器は、ヴァイオリン」。他のアペラシオンの「末娘」の位置づけ。燃えるような、でもちょっと無茶をする。この勢いが組曲全体を牽引していく。

2曲目「シャブリ」はピアノ

「シャブリ」の大部分は、キンメリジャンの石灰質土壌の斜面に植えられ、純粋さ、爽やかさとミネラル感が特徴。

作曲家は、「バランス良くオーソドックス、親近感、普遍的、メインの楽器はピアノ」という。テンポはモデラート(中くらい)で安定している、より「クラシック」な雰囲気。このため、親しみやすいピアノで表現したそうだ。

3曲目「シャブリ・プルミエ・クリュ」はクラリネット

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