英国海軍による北グリーンランドの冒険精神を体現|スイスの腕時計ブランド「TUDOR」の新作ウォッチ
IGNITE / 2022年7月11日 20時15分
英国海軍による北グリーンランド遠征探検70周年を迎える、記念すべき2022年。
「TUDOR(チューダー)」が、この果敢な冒険の精神を体現するツールウォッチ「レンジャー」を7月9日(土)に販売開始した。
ツールウォッチブランドとして確固たる地位を築いたチューダー1952年、北グリーンランド遠征隊は氷床研究を目的とした2年間の科学任務に出た。英国の科学者や海軍隊員で構成されたメンバーの腕に着けられていたのは、チューダーで初めて自動巻機構と防水性を同時に備えた、完成したばかりの「オイスター プリンス」だった。
複数の地点で調査を行うことになる彼らに、チューダーはこんな依頼をした。「極寒の環境で着用される30個のオイスター プリンスの性能データを収集して欲しい」。
遠征隊員はBBCが毎時発する信号と比較して、それぞれ着用しているオイスター プリンスの精度の変動をモニターし、専用のノートに記録。そしてグリーンランドから帰還した隊員の一人がチューダーに手紙を書いて送った。アーカイブに保管されているその手紙には、彼が携行した時計は「驚くべき精度を維持し」、「手で巻き上げる必要は一度もなかった」と記されている。
“破壊テスト”と呼ばれるこの試験方法は、極限の環境下の現場で専門家によって時計が評価されるもので、1952年に開始したチューダー初の大々的な広告キャンペーンのテーマと見事に合致している。
そしてこのアプローチによってチューダーのツールウォッチの数々が開発され、世に出ることになったのは言うまでもない。
北グリーンランド遠征探検の精神を体現する最新作「レンジャー」最先端の時計製造技術と歴史的な美学が結びつく最新作「レンジャー」が示すのは、北極探検の先駆者たちが抱いた冒険心そのものだ。
チューダーにおけるレンジャーの起源は1929年にまで遡る。当時、この名称は特定のモデルを示すためではなく、チューダーの時計に冒険的な要素を付加するために使用された。
現在レンジャーとして認識されている意匠が登場したのは1960年代に入ってからのことで、発光塗料がふんだんに塗布された3(日付表示のないモデルのみ)、6、9、12のアラビア数字や独特のデザインの針が印象的だろう。
レンジャーの伝統を受け継ぐ最新作堅牢で実用的、そして手の届く存在のツールウォッチ。同モデルは、北グリーンランド探検隊が携行したオイスター プリンスとともに誕生した、この探検時計の伝統を受け継いでいる。
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