数量限定のウルトラプレミアムバーボン「ワイルドターキーマスターズキープ ワン」10月に発売
IGNITE / 2022年7月23日 21時0分
プレミアムバーボン「ワイルドターキー」からこの秋、ユニークな製法で造られたウルトラプレミアムバーボン「ワイルドターキー マスターズキープ ワン」が登場する。
マスターズキープシリーズは、毎回異なるテーマのもと完全数量限定で造られている。今回は、父子マスターディスティラー(蒸留責任者)それぞれが選んだバーボンをブレンドし、特別にトースト*をした樽で追加熟成したもの。販売開始日は10月18日(火)、日本における販売数は約5,000本となる。
父子それぞれが好む原酒“レガシー(遺産)”をブレンドひとつ目のレガシーは、父子マスターディスティラーの父、ジミー・ラッセルによるもの。彼が普段好んで飲むのは8年から10年の熟成をしたバーボンで、スパイシーさと熟成によるまろやかさという特徴を併せ持つものだ。このマスターズキープ ワンのために、同じ特徴を持つ9年から10年の熟成原酒を選んだ。
ふたつ目のレガシーは、ジミーの息子エディー・ラッセルによるもので、彼が好む14年の熟成スモールバッチ・バーボンを選んだ。樽の状態や熟成庫の保管環境により選ばれた樽だけが叶う、超長期熟成がもたらす果樹感と凝縮感のある味わいという特徴を持つ。
これらの原酒をブレンドすることで、それぞれの個性を引き継ぎながらも新しい香りや味わいを持つバーボンが生まれる。
エディー・ラッセル(左)とジミー・ラッセル(右)の父子マスターディスティラー
特別にトーストした樽による追加熟成同製品はブレンドの後、特別な樽を用いた追加熟成を行っている。
通常のワイルドターキーの熟成に用いられる樽には、アメリカンオークの新樽に“チャー”と言われる樽の内面を高温の炎を短時間当てて焦がす加工を行ってから原酒が詰められる。チャーの程度には4つのレベルがあり、ワイルドターキーにはレベル4という最も強く焦がした樽を用いている。
樽の断面には、炭化層・ブラウン層・原木層という3種の層が形成されるが、真ん中のブラウン層がバーボンの特徴であるナッツ・バニラ・キャラメル・スパイスなどの香りや味わいをもたらすと言われている。
特別な加工による香りと味わいマスターズキープ ワンに使われる樽には、通常の樽に加えて特別なトースト加工を行っている。“トースト”とは、チャーと比べると低温の炎で長時間加熱焼成することで、ブラウン層が通常のものよりも厚くなる。
これにより、バーボンの特徴がさらに際立つことになり、同製品にしかない香りと味わいの源泉となっている。
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