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京橋・翠波画廊|ユトリロやピカソなどフランス近代巨匠の<鑑定書付き作品>を展示・販売

IGNITE / 2022年7月22日 22時15分

京橋・翠波画廊|ユトリロやピカソなどフランス近代巨匠の<鑑定書付き作品>を展示・販売

東京の京橋にある翠波(すいは)画廊は、フランス近代絵画の隆盛を極め、時代をけん引した巨匠の作品を一堂に展示し、販売する展覧会を7月23日(土)から8月13日(土)まで開催する。

出品予定作家は、モーリス・ユトリロをはじめ、パブロ・ピカソ、マリー・ローランサン、ラウル・デュフィ、モーリス・ド・ヴラマンク、モイズ・キスリング、エドガー・ドガ、ベルナール・ビュフェなどとなっている。

美術史に名を残す巨匠たちの作品を一堂に

20世紀、二度にわたる世界大戦によって疲弊したパリの人々は、絵画に癒しを求めていた。それに呼応するように画家たちが芸術家として“表現”をし、数多くの傑作を世に送り出した。そんな作品が今回の展覧会で鑑賞できる。

時を経て輝く「名画」を自宅で

歴史に名を残す画家の絵画は、人類にとっての文化財とも言える。

そのような芸術作品を、欧米では経済的に成功した人が自身の教養と見識を示す威信財としてコレクションすることが少なくない。それは、成功の証として自分に贈る「トロフィー」ともいわれる。

美術館に展示されるような芸術作品を自宅に迎え、自分だけの場所でゆっくりと楽しむことができる体験は、とても贅沢で豊かな時間をもたらしてくれるだろう。

時代をけん引した巨匠の作品を多数展示

同展では、エコール・ド・パリ(*1)を代表する、ユトリロ、キスリング、ローランサンの油彩作品から、ヴラマンク、デュフィといったフォービスム(*2)を代表する画家の作品、さらに誰もが知る巨匠、ピカソのペン画まで特別に展示する。

モーリス・ユトリロ(1883~1955年)

波乱の人生を送りながらも生まれ育ったパリを愛し、その街並みを描き続けたユトリロ。画家の孤独な心情を写し取ったような、独特の哀愁感漂うパリを描いた作品が高く評価され、一躍人気を得た。

また、「モンマルトルのトゥレルのカフェ」(1911年)がパリのオークションで730万フラン(約2億円)で落札され、ユトリロのオークションレコードに。

モーリス・ユトリロ「モンマルトル、トゥレルのカフェ」1935年頃、油彩15号

1935年頃に描かれたこの作品には、ユトリロの鑑定家ジャン・ファブリスの鑑定書が付く。

パブロ・ピカソ(1881〜1973年)

20世紀最大の巨匠、そして今なお注目され続けるパブロ・ピカソ。 ピカソは旺盛な探求心から、作風を目まぐるしく変化させ、生前に残した作品は15万点近くといわれている。

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