西武池袋線の線路をモチーフにした作品も！西武池袋本店で「MOTAS.」-The inside of gray-展を開催

アート売場とは一線を画したアプローチで現代アートに触れる。

9月7日（水）に西武池袋本店に誕生するアート＆カルチャースペースのオープン記念企画として、「MOTAS.（モータス）」の作品展が開催される。

異なった2つの才能によりアートを生み出す「MOTAS.」

「MOTAS.」は異なるジャンルのアート活動をしていたBOYA氏とTOMO氏により、2012年に結成された2人組のアートユニットだ。

グラフィティ活動を行っていたBOYA氏と、コマ撮り映画などのプロジェクトで活動していたTOMO氏。BOYA氏によるドローイングとTOMO氏による色彩感覚によって描かれたキャンバス作品やミューラル作品は、ストーリー性や時代性、地域性を越えた不思議な温かみがある。

コミック、グラフィックデザイン、タイポグラフィー、イラストレーション、抽象画など様々なスタイルを取り入れ、人間特有の感情を独自の視点でアートに落とし込んだ作品群は、アートファンからも注目の的だ。

近年は中指が折れ曲がった「BLEYE（ブライ）」というキャラクターと、赤青黄からなる3体の小さな「OOOS（オース）」をモチーフに、“どんな状況でも明日はあり、何かを背負いながら生きていく”という意味をもたせ、創作の幅を広げている。

池袋で「MOTAS.」-The inside of gray-展を開催

西武池袋本店に新たに誕生した「アート＆カルチャースペース」は、時代性を敏感にとらえ、従来のアート売場とは一線を画したアプローチで現代アートに触れる機会を提供することを目標にしている。そこで今回、新しい売場のこけら落としにふさわしいコンテンツとして「MOTAS.」の作品に注目した。

「nontitle113」2022年　サイズ：タテ1167×ヨコ1167mm

「nontitle104」2022年　サイズ：タテ530×ヨコ530mm

「nontitle116」2022年　サイズ：タテ727×ヨコ727mm

「nontitle107」2022年　サイズ：タテ727×ヨコ727mm

西武池袋線の線路をモチーフにした作品など、この個展のために描き下ろされた新作を楽しんでほしい。

「MOTAS.」-The inside of gray-展
会期：9月7日（水）～27日（火）
会場：西武池袋本店2階（中央B7）＝アート&雑貨ショップ
所在地：東京都豊島区南池袋1-28-1
西武池袋本店 公式WEBサイト：https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/ 
※会場の作品販売はすべて抽選販売形式

（IKKI）