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コロナ時代の新たな鑑賞の形を提案する「月灯りの移動劇場」最新作『Silence』全国ツアーが決定

IGNITE / 2022年10月8日 0時30分

コロナ時代の新たな鑑賞の形を提案する「月灯りの移動劇場」最新作『Silence』全国ツアーが決定

ダンスとアートが織りなす舞台を、新しい形式で鑑賞できる。

2021年にWithコロナ時代の新たな鑑賞形式として、「ソーシャルディスタンス円形劇場」を発表し、世界中から注目を集めている「月灯りの移動劇場」の全国ツアーが決定。最新作となる『Silence』を、10月20日(木)の愛知県名古屋市での公演を皮切りに長野県松本市、福岡県北九州市、神奈川県横浜市で順次公演する。

最新作を名古屋・松本・北九州・横浜で公演

『Silence』は、10代から70代までの舞踏家、ダンサー、マイム俳優、傀儡子が出演し、彫刻家の名和晃平氏率いるULTRA_Sandwich #18が美術を担当する。

注目のダンス作品『Silence』

農業革命時、身体は生産材として重要な役割を担ってきた。しかし、時代の変化とともに、工業化と情報化が進み、身体を拡張する時代『脱身体/ポスト身体』へと急速に変化してきている現代。

同作では、失われゆく身体への価値を再提示するため、日本全国の農耕祭祀、考古学、民俗信仰などをリサーチし、日本文化の水脈を掘り下げていくことで、「様式化される以前の身体性」をテーマに創作される注目のダンス作品だ。

オリジナルの移動劇場を製作する「月灯りの移動劇場」

パリを拠点に活動してきた浅井信好氏と奥野衆英氏が2015年に名古屋で創設したダンスカンパニー。「モノづくり+舞台芸術」をテーマに地域の職人や大学と連携し、オリジナルの移動劇場を数多く製作。

2020年に製作・発表したソーシャルディスタンス円形劇場「Peeping Garden」はコロナ禍における新たな鑑賞形式として注目を集め、世界35ヵ国以上のメディアで取り上げられた。

演出・振付を担当する浅井信好氏

1983年生まれ。SMAP、サカナクションなどのMVやLEXUS、NIKE 、Levis 、Yohji Yamamoto、beautiful peopleなどCM振付を担当。2005年〜2011年山海塾に所属。ダンサーとして数多くの振付家作品に参加。2015年に「月灯りの移動劇場」を主宰。名古屋芸術大学舞台芸術領域専任講師。

美術を担当するチーム「ULTRA_Sandwich #18」

Sandwichは、彫刻家の名和晃平氏が2009年に創設した現代美術・建築のスタジオ。アーティストのビジョンを具現化し、京都から世界へ発信している。そんなSandwichと京都芸術大学による共同プロジェクト「ULTRA_Sandwich #18」は2022年度において9名の学生メンバーで構成される。

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