北青山にて巨匠マリオ・ベリーニ氏デザインのソファ「Le Bambole（レ・バンボレ）」50周年イベント開催中

50年の歳月を経て、更に快適でサステナブルになったソファを体感してみたい。

10月21日（金）〜11月13日（日）までの期間、東京・北青山にある「B&B Italia Tokyo（ビーアンドビー イタリア トーキョー）」にて、ソファ「Le Bambole（レ・バンボレ）」の50周年記念イベント開催中だ。それと同時に、リニューアルモデルの展示を実施している。

50年の歳月を経て更に快適でサステナブルに

マリオ・ベリーニ氏のデザインによる「Le Bambole」が、1972年の誕生から半世紀の歳月を経て、オリジナルに忠実でありながらより丸みを得たフェミニンなデザインに生まれ変わった。

Le Bamboleとマリオ・ベリーニ氏

1979年にはコンパッソ・ドーロ賞を受賞し、70年代の象徴ともなった同商品の魅力は、50年経過した現代でも色褪せることはない。今回のリニューアルにおいて最新の素材と技術が採択され、より快適でサステナブルな製品となったのだ。

体を優しく包み込んでくれるような柔軟性と快適性

イタリア語で【お人形】を意味する「Le Bambole」のアイデアは「床に置いた大きなクッション」より着想を得ており、その上に座る人によって形状を成していくポップでカジュアルな新しい快適さを持っていた。女性のフォルムを感じさせる、大きく膨らむ柔らかいクッションと魅力的な曲線が特徴的で、体を優しく包み込んでくれるような柔軟性と快適性を誇る。

ドナ・ジョーダン氏

発表当時の広告では、アンディー・ウォーホルのモデルもつとめたドナ・ジョーダン氏を起用し、トップレスでソファに横たわるという斬新な広告を打ち出した。センセーショナルな広告は大きな物議を醸したが、ベリーニ氏がデザインした先鋭的な製品が提供する、心地良さを表現するものだった。

サステナブルに注目し最新のリサイクル素材を使用

新しくリニューアルした「Le Bambole」は、コンテンポラリーなデザインと快適な座り心地を実現しながら、サステナブルに注目し最新のリサイクル素材を使用。更に、家具としての役目を終えた際には、自然環境に十分配慮した方法で構造の約77％をリサイクルすることが可能だ。

そして、クラシックな雰囲気かつ大きなバラが印象的な同商品の限定生地“Manila（マニラ）”は、花柄が生み出すコントラストが新たな表情を与えてくれる。色は、ホワイト・ブラックが用意されている。