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小樽の新アートスポット「アンワインド ギャラリー」に注目!北海道ゆかりの作家による現代アートを鑑賞

IGNITE / 2022年11月2日 23時0分

小樽の新アートスポット「アンワインド ギャラリー」に注目!北海道ゆかりの作家による現代アートを鑑賞

11月1日(火)、北海道の「UNWIND HOTEL & BAR 小樽(アンワインドホテルアンドバー小樽)」に、コンテンポラリーアートギャラリー「UNWIND GALLERY(アンワインド ギャラリー)」が開設された。

同ギャラリーでは、1回目の展示として、11月1日(火)~翌年1月31日(火)の期間、札幌市在住のアーティスト・小林龍一氏の作品展を開催中。

展示に合わせた限定カクテルの提供もあり、特別な体験ができそうだ。

北海道ゆかりのアーティストを中心に現代アートを展示

「UNWIND HOTEL & BAR 小樽」は、小樽市から歴史的建造物の指定を受けるブティックホテル。1931年に外国人専用ホテルとして建築された「越中屋ホテル」を、現代的な感性でリノベーションしている。

今回、ホテル1階のフロントロビーとバー周りの白い壁に、アート展示のスペース「UNWIND GALLERY」を開設。展示作品はクラシックコンテンポラリーをコンセプトとしたホテルの内装に合わせ、現代アートを主体に、北海道ゆかりのアーティストの作品を中心に展示を行う。

また、ホテルのバー「Bar Ignis(バーイグニス)」の一部もギャラリーになり、お酒とともにアートに触れることも可能だ。

同ギャラリーの展示は、北海道を拠点として活動する現代アート作家の作品を3カ月おきに入れ替えて実施。作品は展示販売というかたちで、ホテルフロントにて購入できる。

「森の造形」のテーマに動植物をあらゆる技法で豊かに表現

同ギャラリー第1回目の展示では、札幌市在住の小林龍一氏のアートを展示する。動植物をあらゆる技法で豊かに表現する作風のアーティストだ。

今回の展示のテーマは「森の造形」。静かで、時に荒々しい自然の美しさや強さ、様々な生命が纏う多種多様な造形を小林氏自身のフィルターを通し、野生に生きる熊・鹿・草木などをモチーフとしてグラフィカルに表現する。

小林氏は「Sen to Men」と表現する“線と面による構成”を技法に用いる。一本の「線」が紙の上を自由に動き回り、交差することで生まれる空間が「面」となる。小林氏はそこから生まれる新たな形を、生きとし生けるものが時空の中をさまよい、紆余曲折を経てそれぞれの「絵=痕跡」を描くことと同一のものと捉え、作品へ息を吹き込む。クラシカルな歴史的建造物の白い壁を彩る「森の造形」は、見る者に新鮮な感動を与えるだろう。

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