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東京・銀座と清澄白河の「いまでや」にて、直木賞作家渾身作『たとえば、葡萄』の出版記念ワインイベントを開催

IGNITE / 2022年11月27日 19時30分

東京・銀座と清澄白河の「いまでや」にて、直木賞作家渾身作『たとえば、葡萄』の出版記念ワインイベントを開催

東京の「IMADEYA GINZA(いまでや銀座)」と「IMADEYA TERRACE(いまでやテラス) 清澄白河」にて、12月3日(土)、小説『たとえば、葡萄』(大島真寿美氏著・小学館発行)の出版を記念したイベントが開催される。

小説のテーマ「生き方への再考」を明るく捉えることのできるトークショーを行い、生き方に悩む世代に向けてメッセージを共有する。

コロナ禍で自身について見直す人々に向けた小説

小説『たとえば、葡萄』は、直木賞作家である大島真寿美さんが、現代女性のこれからの生き方を描く渾身の書き下ろし小説。未曾有のコロナ禍で人生を考え直す人々の背中を優しく押す、温もり溢れる一冊だ。

新型コロナウイルスの感染防止のため、リモートワークなど新しい働き方を導入する企業も増える中、自身の生き方を見直す人が少なくない。そんな世の中で、「今こそ、現在の女性の生き方を描きたい!」と大島さんの心が動き、生まれたのがこの作品だった。

物語のモチーフとなった山梨県のワイナリー

大島さんが物語を描くにあたって、編集担当の「小学館」片江佳葉子さんとの話の中で、コロナ禍で奮闘する「IMADEYA」の専務取締役小倉あづさ氏の名前があがった。

小倉氏が長年日本ワインの発信に努めていることを知った大島さんは、山梨県のワイナリー「ドメーヌ・デ・テンゲイジ」を訪問。その取材当日の夜に、小説の世界が自身の中に生まれてきたという。

小説とコラボレーションした日本ワインも発売

9月18日(日)に、小説『たとえば、葡萄』が発売。小説とコラボした「ドメーヌ・デ・テンゲイジ」の特別なワインを、11月11日(金)に「IMADEYA」から限定販売でリリースした。

小説内に登場するマスカット・ベーリーAを使った赤ワイン「ドメーヌ・デ・テンゲイジ マスカット・ベーリーA – ベル リュンヌ-2021 750ml」で、作品の主人公・美月の名前から「ベル リュンヌ=美しい月」と名付けられた。

出版記念イベントを銀座・清澄白河の会場で開催

小説・ワインのリリースを記念して、著者の大島真寿美さん、「小学館」の片江佳葉子さん、「ドメーヌ・デ・テンゲイジ」代表の天花寺弓子さんを招待。

12月3日(土)に「IMADEYA」の小倉あづさ氏とともに、2つの会場で、生き方に悩むこれからの世代に向けたイベントを開催する。イベントには、「ドメーヌ・デ・テンゲイジ」のワインが3杯付き、ノンアルコールを希望する人には、同社の特別ブドウジュースを提供。清澄白河会場では、フィンガーフードを用意する。

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