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バイクなのにスーツケースのようにコンパクトに変形する「タタメルバイク」に注目

IGNITE / 2022年12月14日 18時0分

バイクなのにスーツケースのようにコンパクトに変形する「タタメルバイク」に注目

玩具メーカー勤務時代の“変形ロボット”開発経験から生まれた“コンパクトにたためるバイク”、乗ってみたくないだろうか。

Twitterで1万超の「いいね」を獲得し、「CES 2023 イノベーションアワード」を受賞した「タタメルバイク」とはどんな製品なのか。2023年春の発売を目指して開発中の同製品を紹介する。

変形ロボットの開発経験から生まれた「タタメルバイク」

ICOMA社が企画・開発中の「ICOMA タタメルバイク」は、デスクの下にしまえるほどコンパクトに折りたためる電動バイクだ。スーツケースのような長方形に変形する、そのビジュアルに目を奪われる人も少なくない。

同社の代表・生駒崇光(いこま たかみつ)さんはタカラトミー出身。変形ロボット玩具の開発を行っていた人物で、タタメルバイクは「袖机のようなバイクがあったら面白い」という発想から生まれたという。

とりあえず形にしてみようとホームセンターで材料を買い、サンプルを製作した。その後、CADで3Dモデルを制作し、修正と試作を繰り返していった。


しかしふと、「面白いと思っているけど、本当に需要があるのか」と生駒さんは不安になった。生駒さんがとった行動は「奥様に相談する」だった。その時の奥様にすすめにより、2019年12月、変形イメージ動画とともにアイデアをTwitter投稿。すると、瞬く間に1万いいねを獲得した。

「自分の創ったもので人をワクワクさせて、自分もそれで楽しみたい」、その想いを持ち続けている生駒さんはそこで迷いがなくなった。ICOMA社を起ち上げたのは2021年3月31日のこと。もちろんタタメルバイクを製品化するためにだ。

コンパクトで自由度の高い“遊べるバイク”

折りたためる「タタメルバイク」は駐車場が不要。スペースを確保できるだけでなく、維持費に悩む都会暮らしの人にとっては、この問題が解決できるだけでも大きいだろう。走破性は国内メーカースクーターと同等だ*。

また目を引くのが四角い大型サイドパネル。このサイドパネルは着脱が可能で、スマホのように着せ替えデコレーションができる。デジタルサイネージを設置することもできるし、好きなように装飾してオリジナルバイクに仕上げることもできる。

デコレーション例は公式サイトに掲載されているので、気になる人はチェックしてほしい。

USBで給電できる“走るポータブル電源”にもなる

「タタメルバイク」は家庭のコンセントで充電ができる。3時間の充電で約30kmの走行が可能だ*。

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