全高33.7メートルでギネス世界記録！グレンダイザー像がサウジアラビアのリオハに出現

大人が懐かしく感じる、あのロボットがサウジアラビアに!?

サウジアラビアの首都リヤドに『UFOロボ グレンダイザー』の世界最大立像が出現！世界最大の架空キャラクターの金属製彫刻としてギネス世界記録に認定された。

世界中にファンを持つ永井豪作品『UFOロボ グレンダイザー』

『UFOロボ グレンダイザー』は、漫画家の永井豪氏が手がけた漫画・アニメ作品。

永井豪氏といえば、『マジンガーZ』や『キューティーハニー』『デビルマン』の作者として有名だ。『UFOロボ グレンダイザー』は『マジンガーZ』と同じ世界観で展開されるロボット作品で、1975年にテレビ放送が開始され、全74話が放映された。

1970年代の放送開始以降、複数の言語で吹き替え版が制作された同作品は、中東、フランス、イタリアなどで大きな人気を博し、現在も多くのファンが存在している。

全高33.7メートルのグレンダイザー像がリヤドに出現

今年の11月、『UFOロボ グレンダイザー』の権利を持つ「ダイナミック企画」が、サウジアラビアでアニメやビデオゲームの制作に取り組む「マンガプロダクションズ」とIPライセンスに関する戦略的パートナーシップ契約を締結した。

この契約には『UFOロボ グレンダイザー』の中東でのゲーム・アミューズメント施設・イベントにおけるキャラクターの利用などの内容が含まれている。そしてその最初の取り組みとして、同社が「グレンダイザー」像をサウジアラビアのセラ社と共同制作した。

全高33.7メートルのグレンダイザー像が出現したのは、11月21日（月）のオープン以来、世界各地から観光客やメディア関係者などの30万人以上が訪れるリヤドの「ブールバード・ワールド」。

マンガプロダクションズCEOのイサム・ブカーリ氏は次のようにコメントしている。

「アニメは、国内外の観光客をターゲットにしたイベントや観光地の活性化に有効です。『UFOロボ グレンダイザー』の域内外における人気は、世界最大の像を皮切りに、あらゆるエンターテイメントの強化に繋がることとなります。

『UFOロボ グレンダイザー』のプロジェクトは、マンガプロダクションズのビジネス分野における重要なマイルストーンであるため、すべての『UFOロボ グレンダイザー』ファンにとって比類なきエンターテインメント体験となるこのパートナーシップを実現させたいと思っておりました。（後略）」

またダイナミック企画の取締役副社長・永井一巨氏は「世界最大の架空のキャラクターの金属製彫刻『UFOロボ グレンダイザー』立像としてギネス世界記録に認定を嬉しく思います。今後とも中東でマンガプロダクションズと共にイベントを通じたエンターテインメントを展開できるよう努めてまいりたいと思っております」とコメント。

『UFOロボ グレンダイザー』ファンにとっては嬉しいプロジェクト。今後も日本発のコンテンツが世界で活躍することに期待したい。

（IKKI）