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“木彫刻のまち”富山・井波に1日1組限定・3棟貸切の宿が誕生。かけがえのない人々と思い出に残る滞在を

IGNITE / 2023年1月10日 19時0分

“木彫刻のまち”富山・井波に1日1組限定・3棟貸切の宿が誕生。かけがえのない人々と思い出に残る滞在を

木彫刻のまちとして知られる富山県南砺市の井波地区。沖縄ツーリストが、同地区にある古民家宿・Bed and Craft「巴/TOMOE」の宿泊と航空券を組み合わせた、パッケージプランの販売を1月6日(金)に開始した。

元料亭をリノベした宿泊とモノづくりを体感できる宿

2019年、富山県南砺市井波にオープンした「巴/TOMOE」は、Bed and Craft、すなわち宿泊とモノづくりを体感できる、1日1組限定の3棟の宿に生まれ変わった。

「巴/TOMOE」を構成するのは、元料亭の古民家をリノベーションした「KIN-NAKA」「TenNE」「MITU」と称する3棟。それぞれを1棟ずつ利用することも、隠し扉と通路で棟同士が繋がる設計を生かして、3棟をまるごと貸し切ることも可能。3棟を貸し切ることで、気の合った人々での利用など「人々が集うこと」の楽しさを満喫できる。

KIN-NAKA

「巴/TOMOE」は、古民家再生・建築にこだわる新進気鋭の建築家・山川智嗣さん夫妻が、地元井波で活躍する作家(職人)たちと協働で展開する宿。それぞれの棟を、マイギャラリーとして一人の作家(職人)が担当し、その作品を展示する。希望すれば、有料で職人の指導のもと、木彫り制作や漆塗り体験ができる。

まとめて貸し切り可能の「KIN-NAKA」「MITU」「TenNE」の3棟

「巴/TOMOE」は、「ミシュランガイド北陸2021特別版」旅館部門で、富山県で一番評価の高い3レッドパビリオン(3 星+)に輝いた。

「KIN-NAKA」「MITU」「TenNE」の内部は、地元で活躍する若手作家監修の室内インテリア・作品に囲まれ、まるでギャラリーに泊まるような体験ができる。

KIN-NAKA

元料亭の表玄関を抜けると、吹き抜けの天井に吊るされた木彫刻のシャンデリアがゲストを出迎える「KIN-NAKA」。部屋のいたる所に作品が展示され、滞在を通して井波の歴史を感じ取れる。

KIN-NAKA

「MITU」は、料亭時代に最上級の客間として用いられた和室。鮮やかなタイルが敷き詰められた露天風呂からは、明るい色彩の作品に呼応するように四季折々変化する専用の坪庭の風景を眺められる。

MITU

「TenNE」は、「菩薩像が身に纏う天衣(てんね)」から名付けられ、表情豊かな仏像を安置する。空間の最奥部にある「瞑想室」では、天を見上げ、自らを見つめ直す心地よい時間を過ごせる。

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