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高知・四万十「ホテル松葉川温泉」の“泊まれる”アートフェアに注目。温泉宿で食×自然×アート体験を

IGNITE / 2023年1月23日 21時0分

高知・四万十「ホテル松葉川温泉」の“泊まれる”アートフェアに注目。温泉宿で食×自然×アート体験を

山里の温泉宿「ホテル松葉川温泉」を舞台に、食と温泉とアートを同時に楽しむ“泊まれるアートフェア”が開催中だ。

1月22日(日)~3月17日(金)の期間、宿泊者もしくは日帰り温泉利用者が参加できる。アート作品を購入できるほか、特定日にはトークやサウナなど特別体験イベントも企画する。

山里にたたずむ温泉宿「ホテル松葉川温泉」

会場となる「ホテル松葉川温泉」が位置するのは、高知県四万十町の山里。“日本最後の清流”と呼ばれる四万十川の源流のひとつ、日野地川が流れる地だ。

「周囲には何もない」と言うが、四季折々の表情豊かな山々、渓谷、美味しい空気と美しい夜空の星に囲まれる。

「万病に効く霊泉」と呼ばれる温泉は、江戸時代にはすでにその名が知られていたという。食事には清流で育った「四万十鰻」「子持ち鮎」「仁井田米」など四万十ならではの食材が贅沢に使われる。

そんな山里の宿を舞台に、異色のアートフェア「NIGHTTIME ART FAIR, SHIMANTO ~食と自然と温泉に浸る、泊まれるアートフェア~」が行われる。企画したのは、アートプロジェクトの企画・編集・コンサルティングを手がける田尾圭一郎氏。

近年、現代アートへの関心が高まり、東京や大阪、京都といった都市部では盛んにアートフェアが開催されるが、その多くはコレクターや有識者向け。一般の生活者にはまだまだ馴染みがないことが課題だという。

温泉宿の宿泊客を対象に、リラックスムードの夜間に開催されるアートフェア。四万十の食や森林散策、温泉を同時に満喫でき、地域の資源とアートが結びつく新しい試みとなっている。

NIGHTTIME ART FAIR, SHIMANTO実行委員 田尾圭一郎氏

12のギャラリー&アーティストが出展

出展するのは現代アート、写真、デザイン、デジタル、民藝など12のギャラリー&アーティスト。

「AB salon」は、ダー・カシンスキ氏と田尾圭一郎氏によるアートディーラー・ユニット。今回はデンマーク人アーティスト、レベッカ・ラズボシッツ氏のプリント作品と、彼女の拠点でもあるコペンハーゲンのコミュニティスペース「アブサロン」のブランドブックを販売する。

AB salon ダー・カシンスキ氏

東京造形大学グラフィックデザイン専攻卒業の山浦のどか氏は、阿波手漉き和紙と藍染和紙の製造に携わりながらアーティスト活動を行う。

山浦のどか氏

大阪のギャラリー「gallery176」メンバーである木村孝氏は、写真作品で独自の世界を表現する。

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