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2台の特別なベントレーが登場。バサースト12時間レースにインスパイアを受け作り上げたGT Sモデル

IGNITE / 2023年1月24日 20時30分

2台の特別なベントレーが登場。バサースト12時間レースにインスパイアを受け作り上げたGT Sモデル

特別なベントレーを製造する部門・マリナーとベントレーシドニーが、2台のスペシャルなベントレーを発表した。

2020年にベントレーがコンチネンタルGT3レーサーで優勝した過酷な「バサースト12時間」レースにインスピレーションを受け製作したものだ。

オーストラリアで発表された新型コンチネンタルGT S

この特別モデルはロードカーの兄弟車であるコンチネンタルGT3へのオマージュが込められている。ドライビング性能とビジュアルの存在感を重視したコンチネンタルGT Sは、サーキットで活躍する同モデルと多くの特性を共有しているため、今回特別に製作した2台のロードカーのベースに最適であった。

この2台の車両は、それぞれ異なる仕様となっている。

1号車は、優勝したレースカーのカラーリングからインスピレーションを得て、鮮やかなアップルグリーンのエクステリアに、ベルーガブラックのルーフ、ウイングミラー、ロウアーバンパー、リアトランクのシルエットがコントラストを成している。

ユニークなフロントのビジュアルには、レーシングカーと同じようにグリルマトリックスにナンバー7が描かれた。

さらにパフォーマンス重視のテーマを強調するため、ブラックラインスペシフィケーションや、スタイリングスペシフィケーションを採用し、よりアグレッシブなビジュアルを実現している。

キャビンは、レーシングカーよりもはるかにラグジュアリーでありながら、パフォーマンスも感じられる仕様に。ベルーガのレザーとダイナミカを使用し、アップルグリーンのパイピングとコントラストステッチをアクセントにしたインテリアは、エクステリアと完璧に調和している。

ヘッドレストには「BATHURST」のステッチが入り、トレッドプレートには「One of Two」の文字が見える。助手席側のカーボンファイバー製のテクニカルフィニッシュのフェイシアには、サーキットを表現したユニークなメタルオーバーレイが施され、センターコンソールには優勝したドライバーの名前とナンバー7が記されている。

2号車は、2017年末に発売され2018年に参戦を開始した第2世代のコンチネンタルGT3の導入を反映し、シルバーテンペストで塗装されている。1号車と同様、エクステリアとビスポークのキャビンにブラッククロームとカーボンファイバーのスタイリングスペシフィケーションを採用しているのも特徴だ。

各車両には、記念のフレーム入りオブジェと、優勝車の1:18スケールモデルが提供される予定である。

最新世代のコンチネンタルGT3レースカー

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