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サウンドスケープ・モバイル・ミュージアムによる非日常的な世界へ!東京大学×東京タワーのコラボ企画開催

IGNITE / 2023年1月31日 19時30分

サウンドスケープ・モバイル・ミュージアムによる非日常的な世界へ!東京大学×東京タワーのコラボ企画開催

「TOKYO TOWER(東京タワー)」は、「東京大学総合研究博物館」とコラボレーションし、サウンドスケープ・モバイル・ミュージアム「音景夜景-トウキョウヘ オモイヲハセル」を、3月17日(金)~5月7日(日)まで、メインデッキ1階で開催する。

サウンドスケープ・モバイル・ミュージアムの開催は、昨年に引き続き2回目となる。

サウンドスケープ・モバイル・ミュージアムでの展覧会

「モバイル・ミュージアム」とは、様々な場所を自由に遊動するミュージアム。「東京大学総合研究博物館」が提案してきた、次世代型ミュージアムで、最近では、世界各国のミュージアムが実践している。

「東京タワー」で開催される「音景夜景-トウキョウヘ オモイヲハセル」は、高さ150mのメインデッキのイベントスペース「Club333」で上映されている同タワーのオリジナル動画「東京500年シアター」がベースとなる。

同動画のコンテンツにインスピレーションを受けた「東京大学総合研究博物館森洋久研究室」が、「モバイル・ミュージアム」と「サウンドスケープ」を組み合わせ「サウンドスケープ・モバイル・ミュージアム」と名付け、新しい試みとして実践する。

展示テーマは、1873(明治6年)に行われた、ウィーン万国博覧会。同博覧会は、日本が国家として初参加し、ウィーンのジャポニズムのきっかけとなったイベントだった。

それから150年目の節目の年に思いを馳せ、「東京大学」「東京藝術大学大学美術館」などに所蔵するデジタルアーカイブから、参加者のエピソード・奇想天外な出品物・ウィーン万博ゆかりの美術品を、ライティングパネルで紹介する。また、万国博覧会資料とあわせて、現代アートもダイナミックにクロスする。

展示の最大の見どころは、50チャンネルを超えるスピーカーによる音響・音景の中で、展示を閲覧できること。西伊豆の波の音・SLの音・東京タワーの地上260m付近で録音した都市音を使ったインスタレーション・サウンドなどが繰り広げられる。

通常において展覧会に使われる音声は、音声ガイド・体験型コーナーの説明的音声が大半だ。しかし、サウンドスケープは、説明することが目的ではない。来場者が今いる空間に組み込まれ、空間そのものを構成するものだ。

150年前、各地から採集された「物」がウィーンで展開され、ヨーロッパの人々の関心が日本へ誘われた。

それと同様に今回開催する、サウンドスケープ・モバイル・ミュージアム「音景夜景-トウキョウヘ オモイヲハセル」は、各地から採集された日本の様々な「音」によって、東京タワーの展望台にいる人々が、そこから音のある風景の中へと導かれる。そこは西伊豆の海岸かもしれないし、SLの走る田園風景の中かもしれない。

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