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超希少な高級魚「クエ」をお取り寄せ!愛媛県が誇る逸品を、自宅でいつでも味わえる贅沢

IGNITE / 2023年2月4日 19時0分

超希少な高級魚「クエ」をお取り寄せ!愛媛県が誇る逸品を、自宅でいつでも味わえる贅沢

グルメ生鮮食品のECサイト「うまいもんドットコム」「豊洲市場ドットコム」が、「愛媛フェア」にて愛媛県産の養殖クエの取り扱いを開始した。

高級魚「クエ」が自宅で味わえるのは貴重。鍋・刺身・から揚げ・煮つけなど、自分へのご馳走またはもてなし料理の食材として購入してみては。

市場では高値で取り引きされる王者の魚「クエ」

クエは関東ではあまり馴染みがない魚だが、九州では「アラ」と呼ばれ、冬にアラ鍋を囲むのは最高の贅沢。大相撲の九州場所が始まる頃には九州各地から福岡にクエが集まり、力士は「アラちゃんこ」を食べて力をつけるという。

「幻の高級魚」巨大なクエの天然物は超希少

クエは愛媛県では宇和海南部の愛南町沿岸などで天然物が漁獲されるが、めったに獲れることのない魚で、時には1kgあたり1万円を超える高値で取引されるため、漁師の間では「幻の高級魚」といわれている。

クエは最初は全てメスで、繁殖を繰り返しながら成長し、強靭な肉体で多くの仲間を従え、競争に生き残った頂点にいる個体だけがオスに性転換する。その後さらに何十年も成長し続け、数十キロの巨体となる。まさに「横綱」ともいえる王者の魚だ。

そんな超高級魚が愛媛県の養殖技術によって、安定的に自宅で食べられるようになった。

10年以上かけてクエの養殖に成功

愛媛県は魚類養殖の生産量が全国第1位*で、なかでも宇和海沿岸でのマダイやブリ、スマ、マハタといった魚の養殖が盛んな水産王国。

明治33年創設の愛媛県農林水産研究所水産研究センターでは、1992年からクエの研究を始めた。2000年代の初めには、卵からふ化させた稚魚を大量に安定して生産すること(種苗量産)に成功したが、現在でも受精卵から稚魚として養殖業者に出荷されるのは、わずか数%しかいないという。

急深な海域で行われている愛媛県の養殖

宇和海のリアス海岸からなる急深な海域は、年間を通して海水温が暖かく、黒潮分岐流により海の栄養が循環するため、養殖魚にとっては元気に育つ条件が揃っている。水産研究センターから配布されたクエのこどもは、ここで3〜5年の養殖期間を経て2〜3kg程度で出荷される。

活〆クエが冷蔵で自宅に届く

年間を通して楽しむことができる愛媛の養殖のクエ。今回は、水揚げしたクエが生のまま届く。

クエは内臓も皮もヒレも食べられ、コラーゲンも豊富。1尾を捌いて半身とアラは鍋や煮つけ、残りの半身はから揚げにしたり、昆布締めにして数日寝かせてから刺身で食べたりすると余すことなく味わえる。

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