1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

ライトアップによる桜と歴史的建造物の幻想的な競演!横浜「三渓園」で満開の桜とジャズを楽しむ夜

IGNITE / 2023年2月19日 19時0分

ライトアップによる桜と歴史的建造物の幻想的な競演!横浜「三渓園」で満開の桜とジャズを楽しむ夜

国指定名勝「三溪園(さんけいえん)」にて、3月25日(土)から4月4日(火)までイベント「桜めぐり」が開催される。

期間中は桜と古建築を中心としたライトアップをおこない、3月30日(木)から4月2日(日)はジャズのライブ演奏も楽しめる。春爛漫の日本の美を堪能しよう。

歴史的建造物も魅力的な三溪園

三溪園は、生糸貿易により財を成した実業家・原三溪によって、1906年(明治39年)5月1日に開園された。約17.5haに及ぶ園内には、廃仏毀釈(きしゃく)などによる荒廃から守るために京都や鎌倉などから移築された歴史的価値の高い建造物が並ぶ。

現在、園内にある17棟の古建築のうち10棟が重要文化財、3棟が横浜市指定有形文化財に指定されている。

同園は開園当初から「遊覧御随意」を掲げ、外苑を24時間無料開放するなど、「美しいものはみんなで一緒に楽しむもの」という原三溪の想いが反映されている。また、彼の存命中は新進芸術家の育成と支援の場ともなり、横山大観、下村観山、前田青邨らを輩出するなど、美術への貢献も評価されている。

一年でもっとも華やかな光景を迎える春

東京ドーム約4個分の広大な敷地をもつ三溪園では、3月上旬~4月中旬にかけて9種類約250本の桜が咲き誇り、関東圏ではめずらしい、特色ある岐阜県ゆかりの桜を愛でることもできる。

昼間の景観とは異なる、幻想的な空間の中に浮かびあがる白雪のような桜と歴史的建造物の競演は必見だ。

岐阜県ゆかりの桜など、9種類の桜が咲く

原三溪が現在の岐阜県柳津町出身であったことから、園内には岐阜県ゆかりの桜が3種所在している。

岐阜県本巣市に所在する、樹齢1500年余りと言われる国の天然記念物を親木にもつ「淡墨桜(うすずみざくら)2世」、高山市にある樹齢450~500年余りと言われる古樹を親木にもつ「荘川桜(しょうかわざくら)2世」、そして柳津町で育成されてきた、星形の花弁が特徴の「柳津高桑星桜(やないづたかくわほしざくら)」だ。

このほか園内で咲く9種類の桜は、春の訪れから週ごとに移り変わっていく。

桜のライトアップ

例年、桜の季節にあわせ、外苑の大池周辺の桜と古建築を中心にライトアップをおこなう。

ソメイヨシノや重要文化財の三重塔が大池に映りこんだ幻想的な空間では、横浜市内にいることを忘れるほどの静けさと心安らぐひとときを楽しめる。

横浜ゆかりのジャズを楽しむ夜

横浜は戦後からジャズの町として親しまれ、日本で初めてジャズが演奏された街。日本庭園と同じように、落ち着いたイメージが強いジャズをもっと気軽に楽しめるように、園内随一の桜が咲き誇るエリアでジャズライブを開催する。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください