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日本在住の写真家ジョン・サイパル氏の初期の作品群が初めて150部限定で写真集に

IGNITE / 2023年3月1日 21時30分

日本在住の写真家ジョン・サイパル氏の初期の作品群が初めて150部限定で写真集に

日本在住のカメラマン・John Sypal(ジョン・サイパル)氏が、写真家としてのキャリアで最初に撮ったシリーズ『NEBRASKA, THE GOOD LIFE』が写真集に。150部限定で出版される。

この出版を記念し、「マーク ジェイコブス」が手がけるブックストア「BOOKMARC(ブックマーク)」にて3月4日(土)にサイン会を開催する。

同氏の代表作のひとつと言える同シリーズ。初めて写真集となった記念に、サイン入りの1冊を手に入れたい。

日米を往来したサイパル氏のあゆみ 日本への留学時に開眼、故郷を見つめ直す

同氏は、1979年、アメリカ・ネブラスカで生まれた。学生時代に何度か日本に留学し、大学での留学時代に「自分の興味は何よりも写真にある」と気づく。

2002年に留学を終えて帰国した際、東京でたくさん写真を撮ったおかげで眼球が“新しいカタチ”になったので、その眼とカメラで自分の故郷を見つめ直したという。

日本に定住、個展やSNSなどで活躍

2004年に来日して定住し、2005年より写真展を開催。以来17年間の間に25回以上もの個展を開催してきた。2010年にTotem Pole Photo Gallery(トーテムポールフォトギャラリー)へ加入。2012年より現在に至るまで「随写」シリーズとして定期的に作品を発表し好評を博している。

また、東京の写真文化を日常的に取材。「Tokyo Camera Style」シリーズとして、ブログやインスタグラムを通して積極的に発信している。

「写真をとる価値のあるものはすぐそこにある」と気づく

『NEBRASKA, THE GOOD LIFE』の写真集には、2002年8月~2015年にネブラスカ州で撮影した作品群を収録。

その写真集について、同氏は次のようにコメントしている。

「私が見た故郷やアメリカの文化についての記録ですが、個人的な日記のような、センチメンタルな雰囲気も含んでいます。そして、写真をとる価値のあるものに出会うために、遠くに出かけたり特別な場所に行ったりする必要はない、ということにも気付きました。それらは、自宅の裏庭や、前の通りで、皆さんを待っているんですよ(一部抜粋)」

写真集のタイトルはシリーズと同様『NEBRASKA, THE GOOD LIFE』。ハードカバー上製本でサイズは296mm×188mm、110ページに78点の写真が収められ、販売価格は5,720円(税込)だ。

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