<セイコー腕時計110周年>セイコーの技術と伝統工芸の技の融合|プロスペックス&プレザージュの新作紹介
IGNITE / 2023年3月10日 23時0分
ダイバースキューバ Save the Ocean(SBEJ013)※ファブリックストラップ
セラミックスのベゼルはグレーカラー、 ダイヤルには立体的な型打ち模様を施している。
バンドはステンレススチールだけでなく、複数色の糸で編まれた付け替え用ファブリックストラップも付属。糸はペットボトル再生原料を100%使用したものだ。
表情豊かな織り柄は、「製紐(せいちゅう)」と呼ばれる日本の伝統技術に基づく技法で編み込まれていて、この技法により、タフな環境での長時間使用にも耐え得る強度を備えている。
こちらは世界で限定4,000本、国内はうち700本限定での販売となる。
プレザージュからは名工の技と想いが詰まった4種が発売「セイコー プレザージュ」のクラフツマンシップシリーズからは、琺瑯、漆、有田焼、七宝の4つの伝統工芸の技法を用いたセイコー腕時計110周年記念限定モデル4機種が登場する。
七宝ダイヤルモデルは世界限定800本で、うち国内では限定100本の販売。そのほかの3モデルは、世界限定1,500本で、うち国内では限定300本となる。発売予定日は6月23日(金)だ。
「ローレル」と同じ琺瑯技術を用いた琺瑯ダイヤル「琺瑯ダイヤル(SARD017)」(税込198,000円)には、セイコー「ローレル」のダイヤルと同じく、琺瑯技術が用いられている。
琺瑯ダイヤルの製造には、気温や湿度によって釉薬(うわぐすり)の各成分比率を調整する必要があるなど、高い技量が求められる。それを可能にしているのが、先人からの受け継いだ技術と、琺瑯職人・横澤 満氏の存在だ。
「ローレル」のダイヤルは、110年経っても変わらぬ美しさを保っているという。みずみずしい艶をもった温もりある白色のダイヤルと、牛革ベルトの黒色とのコントラストも美しい。
琺瑯ダイヤル(SARD017)
金沢の街並みを艶やかな漆で表現した漆ダイヤル監修を務める漆芸家・田村一舟氏と、多くの漆器職人の手によって作られるのが「漆ダイヤル(SARD019)」(税込242,000円)。
ダイヤルの艶やかな赤茶色は、何十回も塗りと研ぎを繰り返すことで生まれたもの。藩政時代の面影が残る金沢の街並みを、漆の色彩で表現している。
漆ダイヤル(SARD019)
泉山磁石場の情景をオマージュした有田焼ダイヤル日本初の磁器が生まれた泉山磁石場をオマージュしたのが「有田焼ダイヤル(SARW067)」(税込242,000円)。創業190年の老舗「しん窯」に所属する陶工・橋口博之氏が監修を務める。
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