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唯一無二の仏教世界。聖地インドに仏画を奉納する画家・塩澤文男氏の「釈迦宇宙巡礼」展を広尾で開催

IGNITE / 2023年3月14日 16時0分

唯一無二の仏教世界。聖地インドに仏画を奉納する画家・塩澤文男氏の「釈迦宇宙巡礼」展を広尾で開催

アートディレクターとして活躍するなかで岡本太郎氏から強い影響を受け、仏画の新境地を開拓した異色の画家、塩澤文男氏。

4月8日(土)~4月19日(水)の期間、東京・広尾の「L-1 Gallery(エルワンギャラリー)」で『「釈迦宇宙巡礼」展~釈迦をめぐるアートの旅~』が開催される。強烈な個性と独自の世界観に圧倒される11日間となりそうだ。

「釈迦宇宙巡礼」

さまざまな肩書きをもつ異色の画家、塩澤文男氏

アートディレクター、ミュージシャン、現代アーティスト等の肩書をもち、昨年には日本人として初めて仏教発祥の聖地であるインドのマハーボーディ寺院に作品を常設設置するという偉業を成した塩澤文男氏。

1955年に生まれ、アートディレクターとして雑誌や書籍のディレクションを行うなか、1986年に手がけた岡本太郎氏へのインタビューから強い衝撃を受けたという。

その後、画業へと向かった塩澤氏は、2003年に岡本敏子氏との合作絵本「海神の姫」で画家デビュー。2016年に京都にアトリエを設け、続く2017年には共同経営のギャラリーをオープンする。

2018年に「京の冬の旅」キャンペーンで公開制作した「釈迦と四天王図」が反響を呼び、その後も「羽龍円相図」「宮沢賢治と日蓮展」「信長青不動図」「白蓮華図」「青蓮華紅蓮華図」「19歳の聖徳太子像~安寧への祈り~」など数々の仏画、奉納画を精力的に生み出す。

「19歳の聖徳太子像~安寧への祈り~」

2022年12月には日本人として初めて、インドの世界遺産・マハーボーディ寺院に「仏陀悟りの図」を常設設置。2023年1月には「日蓮涅槃図」3面屏風を完成させる。

現在は、2024年1月に完成するマハーボーディミュージアムのメインエントランスに常設予定の「釈迦宇宙巡礼」を制作している。

「仏陀悟りの図」

世界初公開の作品も展示する「釈迦宇宙巡礼」展

今回の展示では、現代アーティストとしての初期のアートワークから、現在の釈迦をモチーフとした作品に到達するまでの軌跡を計30点以上の作品でたどる。

メインとなるのは、世界初公開の新作「釈迦宇宙巡礼」のエスキースだ。前述したマハーボーディミュージアムに奉納される作品のオリジナル原画となる。

4月8日(土)17:30からはオープニングレセプションとして、塩澤文男氏のトークイベントを行う。映画『THE FOOLS 愚か者たちの歌』で話題の映像作家・高橋慎一氏をゲストに迎える。

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