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わずか10秒で日本酒を口当たりを変える。金属触媒加工のマドラー「Φ8」と職人技が光るぐい呑み「50㎜」

IGNITE / 2023年5月9日 21時30分

わずか10秒で日本酒を口当たりを変える。金属触媒加工のマドラー「Φ8」と職人技が光るぐい呑み「50㎜」

金属触媒加工技術を活用したスタイリッシュなカトラリーを生み出すブランド「VANTECH PRODUCTS」。

同ブランドが現在、ぐい呑み用ステンレスマドラー「Φ8(ファイハチ)」とステンレス製ぐい呑み「50㎜(ゴジュウミリ)」を、公式オンラインショップ限定で販売している。

満を持して一般販売を開始した“魔法のぐい吞み”は、応援購入サービス・Makuakeにて目標達成率661%を達成した酒器。わずかな時間で日本酒の口当たりの変化を感じる新体験をしてみたい人はチェックを。

飲み物の口当たりをまろやかにする“金属触媒技術”

同ブランドを展開するヴァンテック社は、滋賀県で排水処理事業を営む企業。油の多く混ざるグリストラップ排水を処理するために、金属触媒の共同研究にも注力してきた。これは、金属触媒により分子間結合を弱め、液体の粘性をさげて自然分離を促すことを狙いとしているため。

その金属触媒技術を日常生活に活用すべく誕生したのが同ブランド。きっかけは、好奇心旺盛なスタッフが持参したお茶に使ったことだという。

同ブランドの製品の特徴は、触媒加工部と飲み物が接触することで、飲み物の口当たりがまろやかになるということ。これは、飲み物の分子が触媒加工部に吸着することでエネルギーを奪われ、飲料の分子結合が弱められるという一連の反応による現象だ。

まろやかな日本酒を呑むための「Φ8」と「50㎜」

同ブランドはまず、タンブラーの内側部分に金属触媒加工を施し、飲料を注ぐだけで味を変えられる製品としてステンレスタンブラー「78㎜」を開発。次いで、先端部分に金属触媒加工を施したステンレスマドラー「220㎜」を開発した。

そして、地元の酒造から「日本酒に使えるVANTECHPRODUCTSの商品を販売してほしい」という要望を受け、「Φ8」と「50㎜」を製造。デザインは、「78㎜」「220㎜」に引き続き、プロダクトデザイナーの秋田道夫氏が担当している。

先端に金属触媒を施したマドラーが付いたフタ「Φ8」

「Φ8」は、ぐい吞み用のマドラーが付いたフタ。マドラーの先端部分に金属触媒が施されており、かき混ぜることで口当たりがやわらかな日本酒へと変化させる。かき混ぜたあと、フタをして10~20秒置くと、より味の違いがわかりやすいという。

日本酒向けのデザインと高度な金属加工技術で実現した「50㎜」

「50㎜」は、「78㎜」を踏襲し、飲み物がなめらかに動き心地よい口当たりで飲めるようにと内部の底を丸く設計。しかし、飲み口の分厚さは日本酒を飲みやすいようにと薄くしている。

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