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これが現実…ビジネスマンの7割がマネージャーとプレーヤーの兼業状態に

IGNITE / 2014年10月11日 12時3分

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株式会社リクルートマネジメントソリューションズよりミドル・マネジャー(課長職)が置かれた環境と、仕事の実態に関するレポートが発表された。最近では話題になる事が少ないミドル・マネージャー(課長職)。

一般企業で部下を持つミドル・マネジャーは、自らの役割をどのように捉え、何に悩みながら日々の業務に取り組んでいるのだろうか?まずは部下(メンバー)についての集計から。

この集計からは、実に3割の以上のミドルマネージャーが自分より年上の部下が半数以上居る環境の中で働いている事がわかった。

さらに外国人の部下を擁するミドルマネージャーも多く、近年になってさらに難しいポジションとなってきている事も見て取れる。次にメンバーの業務遂行能力についての集計から。

「多数のメンバーが必要な知識・スキルを持っている」と答えた人が43.9%、「半数程度が知識・スキルを持っている」と答えた人が45.6%となっており、メンバーを全体的に見たときは、業務遂行能力に対して大きな不安や不満を抱えている人は少ないようである。このアンケートで一番興味深い集計が出たのがこの「プレイング業務」についての質問。

アンケートに答えたミドル・マネージャーの7割以上が、メンバー育成やまとめ役のほかに、自らも業務にかかわる「プレイング業務」を行っている事がわかった。

その理由は「メンバーの育成に割ける時間が少ない」という回答が多数を占めており、「もっと部下を育成してあげたいのに業務量が多すぎる」というミドル・マネージャーの歯痒い心情が伝わってくる。

業務をまとめ上げながら部下の育成もしなくてはいけないという難しい立場にあるミドル・マネージャー、このポジションの人が満足して仕事をしているかによって会社の状況が解ってしまうのかもしれない。

(Lion-Maniacs)

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