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「沼津倶楽部」と「茶亭」が同日オープン。有形文化財でモダンチャイニーズを味わう贅沢なひととき

IGNITE / 2023年6月14日 17時30分

「沼津倶楽部」と「茶亭」が同日オープン。有形文化財でモダンチャイニーズを味わう贅沢なひととき

6月14日(水)、宿泊施設「沼津倶楽部」がリニューアルオープン。同日、同施設内のレストラン「茶亭」もオープンした。

「茶亭」では、静岡県出身のシェフ・齋藤宏文氏が監修する四川料理をベースとしたモダンチャイニーズを提供。宿泊者以外でも、同店で昼食および夕食のコースが味わえる。沼津旅行に行った際は、有形文化財である「沼津倶楽部」で食事を楽しんでみては。

歴史ある数寄屋造りのレストラン「茶亭」

「茶亭」の約110年の歴史を持つ数寄屋造りの建物は、茶人であり、建築にも造詣の深かったミツワ石鹸の社長・三輪善兵衛により、全室茶室という造りで建てられた。

内部は洒落た和室、京都より移築された三畳台目の茶席、和洋折衷の洋間などで構成されている。

「ゴ・エ・ミヨ」で受賞したシェフ

今回、同店のメニューを監修する齋藤宏文氏は、四川料理の巨匠・陳健一さんの「赤坂四川飯店」にて12年修業。鎌倉に「イチリン ハナレ」を開店し、有楽町に中華とスペイン料理を掛け合わせた「TexturA(テクストゥーラ)」を開業した。

齋藤氏は、レストランガイド「ゴ・エ・ミヨ」において、2021年・2022年と連続して3トックを獲得しているほか、2021年には「明日のグランシェフ賞」も受賞している。

山と海に囲まれた静岡を味わうコース料理

同店の料理は、山と海に囲まれた自然豊かな静岡の素材を活用し、豪快かつ繊細に仕上げた“沼津”が味わえる。「分解と再構築」をテーマに掲げ、馴染みのある料理の良い部分は残しながら、新たな要素を入れて構築する齋藤氏ならではの、シンプルに素材の味を楽しめるコースだという。

「季節のお任せコース」のランチコースは7,500円、ディナーコースは15,000円となる。

静岡の素材を活用したメニュー

コース料理の内容を一部紹介しよう。

「牡丹海老」は、味噌まで美味しく食べられる牡丹海老を厳選。アルコールを飛ばさずに紹興酒につけた、酔っ払い海老のような一品だ。

「よだれ鶏」は、「イチリン ハナレ」のスペシャリテである、よだれ鶏の3段活用が楽しめる。

肉質が柔らかい静岡県産の美味鶏は、コクと甘みが強いのが特徴だ。「よだれ鶏」を食べた残りの黒酢と自家製のラー油で作ったたれに、餃子と齋藤シェフオリジナルの配合で製麺した山椒麺をつけて、3段階で楽しもう。

「焼豚 静岡山葵」には、乳酸菌を与えた肉質がとても柔らかい静岡県産の豚肉を使用。強火で焼き、外はパリパリ、中はジューシーに仕上げた。

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