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飛驒産業や天童木工などの技術と世界のデザインが調和した、家具ブランド「KOYORI」の新作

IGNITE / 2023年8月1日 12時30分

飛驒産業や天童木工などの技術と世界のデザインが調和した、家具ブランド「KOYORI」の新作

高品質でボーダレスなデザインの家具とインテリアアクセサリーを提供するブランド「KOYORI」から新しい家具が登場。

無垢の曲木家具を得意とする飛驒産業社、成形合板を得意とする天童木工社という、卓越した技術と歴史を持つ家具メーカーがつくりだす、美しいプロダクトを紹介していこう。

「KOYORI」がデザインイベントで新作テーブルを発表

同ブランドは今年6月、北欧の最新デザインが集結するイベント「3daysofdesign」で新作家具を発表。

パリを拠点とするデザインデュオ「ロナン&エルワン・ブルレック」と、コペンハーゲンを拠点とするデザインスタジオ「ガムフラテージ」がデザインした新作テーブルを披露した。

また、同展のキュレーションは「ガムフラテージ」が手掛け、日本家屋から着想を得たインスタレーションを展示。北欧のクラシックな建築と日本家屋のコントラストを表現した。

Miauテーブル

新しく発表されたテーブルのひとつは、「ガムフラテージ」がデザインした飛驒産業社製の「Miauテーブル」。昨年同シリーズの「Miauアームチェア」を発表し、デンマークの伝統とデザインを再解釈したものとして高く評価された。

無垢材の天板と脚が溶け込むように繋がったデザインが特徴の「Miauテーブル」は、シームレスな接合を実現するために、木部のパーツに緻密な切削加工と精度の高い接合技術を施している。

脚は上部から下部にかけてテーパー加工がされており、無垢材を削り込むことで美しい木目の表情を出している。

Photography:HIROSHI IWASAKI

Photography:HIROSHI IWASAKI

Edahaチェア

「Edahaチェア」は「Eda-枝」を表した脚部と「ha-葉」を表した座部分を、全て成形合板で構成するという他に類をみないデザインの椅子。ほとんどが曲線や曲面で構成されているため、加工が非常に難しく、製作に時間がかかる。

メーカーである天童木工社による、最高の技術力だけが実現できたであろうユニークなチェアだ。

Photography:HIROSHI IWASAKI

Photography:HIROSHI IWASAKI

ブルレック兄弟のテーブル

「3daysofdesign」では、4月に一足早くローンチをしたブルレック兄弟のテーブルも披露。

製造を飛驒産業社が手がけた無垢材の「Neiテーブル」は、シンプルな構造でありながら天板と脚との接合部に独自性があり、脚の有機的な曲面と調和した天板形状により、造形美を引き出したデザインとなっている。

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