唯一無二のテロワールが魅力。シチリア州・エトナにある「Terre Nere(テッレ・ネーレ)」のワインが日本に!
IGNITE / 2023年8月23日 21時0分
![唯一無二のテロワールが魅力。シチリア州・エトナにある「Terre Nere(テッレ・ネーレ)」のワインが日本に!](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/ignite/ignite_586855_0-small.jpg)
火山活動が生み出す特有のテロワールで、世界のワイン通を魅了。
稀少性の高いオールドヴィンテージワインをはじめ、150を超える世界各地の優良ワイナリーの正規代理店を務めるフィラディス社。同社がイタリア・シチリア州のエトナに拠点を置く生産者、Terre Nere(テッレ・ネーレ)の正規代理店に就任し、ワインの日本販売をスタートした。
「バローロ・ボーイズ」の生みの親、グラツィア氏の挑戦「テッレ・ネーレ」の前に、まずは同ワイナリーの設立者であるマルク・デ・グラツィア氏のことから紹介したい。
ワイン通であれば、一度は「バローロ・ボーイズ」という言葉を聞いたことはないだろうか。
「バローロ・ボーイズ」とは、1980年代に登場したモダンなワインをつくる若手生産者たちのこと。当時、イタリア・ピエモンテ州のバローロは、ワイン市場からは置き去りにされた場所だった。しかしそんなバローロにも生産者の世代交代があり、じわじわとモダン化が広がっていく。
フィレンツェ出身のワイン商であったマルク・デ・グラツィア氏はこれに目を付け、若手生産者たちを束ね「バローロ・ボーイズ」と名付けて売り出した。これが世界的な成功を収め、グラツィア氏自身の名前と「バローロ・ボーイズ」という言葉が広く知られるように。
その後、エトナに目を向けた彼は、特有のテロワールに魅了され、2002年に「テッレ・ネーレ」を設立した。
特有のエトナのテロワールに魅せられる50万年にわたる火山活動によって形成されたエトナのテロワールは、その複雑性と独自性が特徴だ。噴火の影響が地域ごとに異なるため、少し距離が離れただけでも土壌構成が大きく変わる。
畑の標高は400~1000mと幅広く、独特な土壌と標高差の掛け合わせから生まれるワインは、総じてエレガントで香り高い。さらには区画によって異なった顔を見せるという、ブルゴーニュワインのような側面も持っている。
また、フィロキセラの害を逃れた古樹が多く残っていること、そして昼夜の寒暖差が大きいことも、グラツィア氏はの目には魅力的に映った。
彼のワイナリー名である「テッレ・ネーレ」は「黒い大地」を意味し、エトナの独特な黒い土壌に由来している。
エトナのテロワールが感じられる「テッレ・ネーレ」のワインフィラディス社が取り扱うテッレ・ネーレのワインには、さまざまな魅力が詰まっている。一部をピックアップして紹介したい。
-
-
- 1
- 2
-
この記事に関連するニュース
-
【ホテル日航つくば】『つくばのワインでテロワールを愉しむ』第1弾を開催
PR TIMES / 2024年6月21日 14時15分
-
ニュージーランドのTerra Sancta(テラ・サンクタ)正規代理店販売を6月18日(火)開始
PR TIMES / 2024年6月18日 14時0分
-
注目したいフランスのワイナリー「Jean-Marc Brocard(ジャン・マルク・ブロカール)」の自然派シャブリ
IGNITE / 2024年6月6日 0時30分
-
滑らかなタンニンとスパイスの余韻。イタリアワイン「テヌータ・ルーチェ」の新ヴィンテージ
IGNITE / 2024年6月5日 22時30分
-
シャブリのJean-Marc Brocard(ジャン・マルク・ブロカール)正規代理店販売を6月3日(月)開始
PR TIMES / 2024年6月3日 16時15分
ランキング
-
1《時代を敏感に感じ取ってきた女性芸人たち》日常的だった「容姿いじり」からの脱却、変化するその環境や意識
NEWSポストセブン / 2024年6月26日 7時13分
-
2ドトールコーヒーに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月26日 11時22分
-
3発売から1年「インプレッサ」の販売が低調なワケ 兄弟車「クロストレック」もいいクルマだが…
東洋経済オンライン / 2024年6月26日 10時0分
-
4チョコやサプリで話題の「GABA」。ストレス軽減効果は本当にあるのか
オールアバウト / 2024年6月25日 20時45分
-
5渡部建「地上波生出演」に嫌悪を感じる人がいる訳 「明らかな緊張」の裏にある渡部氏の心情とは?
東洋経済オンライン / 2024年6月26日 12時30分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)