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世界のクリスマスケーキ 5選

IGNITE / 2014年12月4日 7時0分

11月上旬から作り始め、1ヶ月近く寝かせたものをクリスマスまでのアドベントの間に少しずつスライスして食べるのがドイツ流。日に日に味が馴染み、豊かな風味を増していくのを楽しみましょう。
日本でもドイツパンやドイツ菓子のお店で手に入ります。

■パネットーネ(イタリア・ブラジル)

「大きなパン」もしくは「トーニのパン(アントーニオという職人が由来)」という意味の名前を持つイタリア伝統の菓子パン。こちらもアドベントの間に焼かれるものです。
ブリオッシュ生地に刻んだドライフルーツが混ぜ込まれた甘いパンで、パネットーネ種の酵母を必ず使うのが決まり事です。



パンとケーキの間のような華やかな味わいで、ザバイオーネ(マルサラワインを混ぜたカスタード)や生クリーム、アイスクリームなどを添えて食べるとしっかりしたデザートになります。

ブラジルにもイタリア移民を通してこの習慣が渡っており、今ではブラジル中のクリスマスにはパネトーネが欠かせないそう。

■リーシプーロ(フィンランド)

サンタクロースの住所が登録されていたり、サンタクロース村があったりと、サンタクロース関連の話題には事欠かないフィンランドで、クリスマスの朝に食べられているのがリーシプーロというミルク粥です。
お米を牛乳で煮たお粥に、シナモンシュガーやベリーのソースをかけて食べます。

「お米を牛乳で?!」と、ちょっと腰が引ける人も多そうですが、なんとも優しく滋味あふれる味わいです。お粥の鍋に落とされた1粒のアーモンドが自分のお皿に入っていると幸運がやってくるとか。
日本の家庭にある材料でも簡単に作ることができますので、クリスマスの朝や、ちょっと胃が疲れているときなどに試してみてはいかがでしょうか。

【参考画像】http://www.kotikokki.net/reseptit/nayta/99039/Riisipuuro/

今回は、古くからのキリスト教国が多いヨーロッパのスイーツを主にご紹介しました。
茶色くて地味な印象のスイーツが多いのが印象的で、脈々と続くクリスマスという行事の歴史の深さがうかがわれます。
甘くて保存が効いて、伝統のスタイルを保ち、縁起ものとしての側面もある……なんとなく日本のお節に似ているような気もしますね!

(くぼきひろこ)

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