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パリを彩る日本人シェフのフレンチ。宇都宮「Naomi OGAKI」オーナーシェフの店が「ゴ・エ・ミヨ」に掲載

IGNITE / 2023年10月22日 19時0分

パリを彩る日本人シェフのフレンチ。宇都宮「Naomi OGAKI」オーナーシェフの店が「ゴ・エ・ミヨ」に掲載

日本人オーナーシェフによる快挙が達成された。栃木県出身の大垣直巳シェフが手がけるパリ17区のフレンチレストラン「Le 703(ル セットゥ ソン トロワ)」が、わずか開店2年目にして本格レストランガイド「Gault & Millau (ゴ・エ・ミヨ)2024」に掲載された。

昨年の「ミシュランガイド フランス2023」とともに、世界を代表するフランス発2大グルメガイドに掲載されるという栄誉だ。

パリ17区のフレンチレストラン「Le 703」

「Le 703」はパリの凱旋門からほど近いエリアで、本格的なフランスの郷土料理を楽しめるビストロスタイルのフレンチレストランだ。

オーナーである大垣直巳シェフは18歳の時に日本を離れ、11年の長きにわたってフランスのプロヴァンス・アルザス地方で料理を学んだ。

日本に戻ってからは有名レストランで料理長などを務め、2014年4月に最初のフレンチレストラン「Naomi OGAKI(ナオミ オオガキ)」を自身の地元である栃木県宇都宮市にオープンした。

それから約10年。コロナ禍の影響で開業延期を余儀なくされるなどの紆余曲折を経て、昨年夏、パリ店「Le 703」が誕生した。

古き良き時代のフランス料理が高く評価

昨年のミシュランガイドに続き、今秋にフランスで発売予定の「Gault & Millau 2024」への同店の掲載が決定。また、9月に発売された同誌の地域版ガイドブック「Paris Ile de France 2024」にも掲載された。

評価されたのは「伝統的なフランス料理の技術」「古き良き時代のビストロを肩ひじ張らず楽しめる雰囲気」「ドリンクも含めたバランスのとれたメニューラインナップ」。

確かな技術に裏打ちされたフランス料理は好評を博し、看板メニュー(スペシャリテ)の「パテアンクルート」は人々からトップクラスとの評価を得ているという。

パテアンクルート

絶品と評価された「ブリオッシュア・ラ・ビエール」はホップ風味のアイスと一緒に楽しむ。クラシックなワインリストに加え、ウイスキーや日本酒、アルザス産オードヴィーも取りそろえる。

ブリオッシュア・ラ・ビエール

日本でも楽しめる宇都宮本店「Naomi OGAKI」

パリまではなかなか行けないという人でも、栃木県で大垣シェフの味に出会える。宇都宮市のユニオン通り沿いに店を構え、プロヴァンス・アルザス地方の伝統的な郷土料理をカジュアルに楽しめる。当地で造られたワインも豊富に用意され、料理とのマリアージュが高い評価を得る。

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