ジャガー初のクロスオーバーSUV、「F-PACE」とは？

英国伝統のラグジュアリーブランドであるジャガーから、初のクロスオーバーSUVにして、同ブランドが“パフォーマンス・クロスオーバー”と呼ぶブランニューモデルが登場する。

今年で創立80周年を迎えるジャガー。同ブランドが満を持して投入するクロスオーバーSUVが、この「F-PACE」だ。このモデルはブランド創立時の理念「Grace, Pace and Space（優雅さ、速さ、広さ）」に基づいて開発されたといい、ネーミングにもその想いが投影されている。

同モデルのルーツは、2013年のフランクフルトショーで初公開されたコンセプトカー「C-X17」。その後、各国モーターショーや日本を含むグローバルな舞台でキャラバンを展開し、そこで得られたポジティブな意見を踏まえ、今年1月のデトロイトショーで「F-PACE」として量産化が明言された。販売は2016年から始まる。

市販版では、ジャガーのピュアスポーツ「Fタイプ」を彷彿させるスタイリングやアルミを多用した軽量ボディ、ラグジュアリーな内装、4輪駆動システム「オール・サーフェス・プログレス・コントロール」などがコンセプトから踏襲される。その他、エンジンスペックなどの詳細は、今年9月のフランクフルトショーあたりで明らかになってくるだろう。

ジャガー・ランドローバー・ジャパン

（zlatan）