ニューヨーク×日本のコラボクラフトビール誕生！人気ブルワリーが国をまたいで共同醸造

クラフトビールの世界では、同一国内はもとより違う国のブルワリー同士がコラボレーションし、限定ビールをともに醸造することがよく行われているのだという。

アメリカを代表するクラフトビールブルワリー「Other Half Brewing Company」社と、日本の人気ブルワリー「UCHU BREWING（うちゅうブルーイング）」社とが共同醸造。

コラボレーションビール「DDH Uchu Burokkori / Broccoli Universe」としてファイブ・グッド社から限定販売される。

「UCHU BREWING」社が渡米して共同醸造

2014年にニューヨーク州ブルックリンで創業したOther Half Brewing Companyは、「to create beer that they wanted to drink from a company that they wanted to be a part of」をミッションに掲げるブルワリー。

このシンプルなミッションは、地域の一員としてコミュニティーで重要な役割を果たすというビジョンを表し、ブルックリンのビールシーンの発展に寄与してきた。

ビールのクオリティーも高く、地元ブルックリンを超えて瞬く間に世界で注目されるトップブランドに成長。

コロナ感染拡大の際には、いち早く世界中のクラフトビールメーカーを巻き込み、飲食業界をサポートするプロジェクトを立ち上げるなど、名実ともに世界のクラフトビールシーンを牽引している。

（左）Other Halfオーナー Sam Richardson氏、（中央）UCHU BREWING代表 楠瀬 正紘氏

日本でクラフトビール事業を展開するファイブ・グッド社は、世界のクラフトビールの卸売、ドイツ老舗グラスメーカー「ラスタル社」公式代理店としてのビールグラス輸入販売、クラフトビール情報ポータルサイト「My CRAFT BEER」の運営などを行っている。

創業者の中村淳之介氏は、外資系企業の日本法人で代表取締役を務めていた頃からクラフトビールの持つ多様性や、人と人、人とコミュニティーを繋げる力に魅了されていたという。

今回はかねて「Other Half」社と親交の深い「UCHU BREWING」社が渡米し、現地で共同醸造することで、アメリカと日本の人気ブルワリーによる夢のコラボーレンションが実現。醸造されたビールは、すでに現地Other Halfのタップルーム等で販売されている。