うんちく・格付けなどを深く追求するとワインは楽しめなくなる!美味しいワインに出会うための本が発売
IGNITE / 2024年4月16日 16時30分
大和書房は、宮嶋勲氏の著作『今日の美味しい一杯に出会える ワインを楽しむ本』を4月12日(金)に発売した。
ワインをことさらに特別視するのではなく、普段から食卓を彩る日常の飲み物として再定義する同書。美味しい一杯に出会えるきっかけを与えてくれる、ワインファン刮目の書籍に注目したい。
知識やルールから自由になってワインを楽しむワインは専門用語が多くて小難しい。そして、美味しいと言われる有名品を飲んでも味がよくわからない……。ワインに対して、そんな印象を抱く人は多いことだろう。
しかし、ワインは本来、日常に根付いた飲み物だ。毎日の食卓で食事を引き立て、団らんの時間を彩る。寛ぎや憩い、明日への活力を与えてくれるものだ。だからこそ、知識や体系に捉われず好きに楽しみ、自然に美味しい一杯に出会えればそれでいい。
もちろん、ワインには他のアルコール飲料とは異なる独自の特徴がある。それを知っておくことは、飲むときに少しは役立つかもしれないが、肝となる部分だけをざっくり捉えておけばいい。
あとは飲み手それぞれが好きなように楽しむだけ。ワインに対するうんちく・格付け・マナーなどをあまり深く追求すると、ワインを通じて人生を楽しむことを妨げてしまう。
筆者の宮嶋勲氏は、同書を通じてそんなワインの楽しみ方を教えてくれる。
同書では、第1章「無教養としてのワイン」、第2章「自分だけの楽しみ方」、第3章「とっておきの1本」、第4章「味わいの向こうに見えるもの」という構成の中で、ワイン本来の楽しみ方を述べる。
そして、特別編「ワインを楽しむのに知っておくといいこと」では、自然なスタイルでワインを楽しむために、その特徴の中で多少なりとも知っておくと役に立つ知識を記している。
ワインに造詣が深いジャーナリストの宮嶋勲氏筆者の宮嶋勲氏は、東京大学経済学部卒業後、1983年から1989年までローマの新聞社に勤務。一年の3分の1をイタリアで過ごし、イタリアと日本それぞれでワインと食についての執筆活動を行っている。
イタリアでは、2004年から10年間『エスプレッソ・イタリアワイン・ガイド』の試飲スタッフ、『ガンベロ・ロッソ・レストランガイド』の執筆スタッフを務め、現在は『ガンベロ・ロッソ・イタリアワインガイド』日本語版責任者を務める。
日本ではワイン専門誌を中心とした執筆活動とともに、ワインセミナーの講師・講演活動を行い、BSフジのTV番組「イタリア極上ワイン紀行」の企画・監修・出演も担当。その著書に『10皿でわかるイタリア料理』『最後はなぜかうまくいくイタリア人』『イタリアワイン』などがある。
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