ニッコーの新プロジェクト「Material Waves」、陶磁器と異素材のコラボレに魅せられる
IGNITE / 2024年5月27日 10時27分
![ニッコーの新プロジェクト「Material Waves」、陶磁器と異素材のコラボレに魅せられる](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/ignite/ignite_679569_0-small.jpg)
1908年創業の食器メーカー、ニッコー社が新たな挑戦をスタートした。陶磁器(NIKKO FINE BONE CHINA)と異素材を掛け合わせるプロジェクト「Material Waves(マテリアルウェイブス)」を始動させたのだ。
その第1弾と第2弾商品として、「輪光(りんこう)」と「錫白(すずはく)」の2シリーズの食器が、公式オンラインストアと東京・渋谷にある直営店にて販売中だ。
異素材のコラボレーションで新たな価値を創出今回ニッコー社では、「マテリアルウェイブス」を通じて竹工芸作家の榎本千冬氏、そして富山県に拠点を置く鋳物メーカーの能作社とのコラボレーションに挑戦。陶磁器とは異なる素材と向き合い、技術や知識を共有することで、新しい価値観とプロダクトを創出する。
なお、プロジェクト名の「マテリアルウェイブス」は、物質が持つ波動の性質を表現する「物質波(Material wave)」に由来。陶磁器・竹・金属・ガラス・木など、各素材の波動が組み合わさることで生まれる新たな可能性を表現すると共に、「同社が起点となることで、さまざまなものに変化をもたらしたい」という想いを込めた。
繊細な竹を活用した「輪光」シリーズ「輪光」は、竹工芸作家の榎本千冬氏が手掛ける竹工芸とNIKKO FINE BONE CHINAのコラボレーションシリーズ。竹の繊細な網目模様と陶磁器の透明感が織りなす美しいコントラストが特徴だ。
同シリーズには、福岡県産の真竹を使用している。榎本氏は、竹のしなやかさや強じんさを活かしつつ、実用性を追求。0.1mm単位で試作を重ね、実用的で美しい竹工芸の幅や厚みを実現した。
ニッコー社では、デザイナーの佐久間和氏が同シリーズの開発を担当。NIKKO FINE BONE CHINAの薄さと竹の素朴な質感のバランスを考慮しながら開発を進めた。NIKKO FINE BONE CHINAと竹の見事な調和が生み出す美しさ、そして強さを感じたい。
エレガントな魅力を放つ「錫白」シリーズ「錫白」は、能作社による錫とNIKKO FINE BONE CHINAのコラボレーションシリーズ。NIKKO FINE BONE CHINAの白さと、フチ部分に施された錫のコントラストが魅力だ。
錫は金箔・銅箔・錫箔の4種類で加工。陶磁器のフチを金属で覆うことで強度を高めるとともに、新しい美しさを作り出した。
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