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東京・渋谷 Lurf MUSEUMで開催|鑑賞者によって異なる感性を刺激する、KAZUSA MATSUYAMA氏の個展

IGNITE / 2024年6月17日 23時40分

東京・渋谷 Lurf MUSEUMで開催|鑑賞者によって異なる感性を刺激する、KAZUSA MATSUYAMA氏の個展

東京・代官山駅徒歩5分の場所にあるギャラリーLurf MUSEUM(ルーフミュージアム)では、6月27日(木)〜7月30日(火)の期間、アーティストKAZUSA MATSUYAMA氏の個展「THE FAR SOUND」を開催する。

同展では時空間の曖昧な幻想的情景にリアリティーを宿した、生命や自然をより柔軟な立場で描いた作品を展示する。

KAZUSA MATSUYAMA氏が個展を開催

KAZUSA MATSUYAMA氏は国内外で活動するアーティストだ。

表面的な喜怒哀楽だけではなく本質に潜む美しさを追求する「Anonymous Portraits(匿名性がある肖像画)」シリーズを2020年に発表。2022年には同シリーズから、空想にふける人々の姿と色褪せていく記憶や思い出を彩るかのように描き出した「Daydream」を発表している。

KAZUSA MATSUYAMA氏の作品は、日常の中の風景と幻想的で夢のような情景から構成され、人物のどこか虚ろげであったり、何かに思いを馳せているような表情が描かれている。既視感や懐かしさの中に感じられる違和感や奇妙さ、画面構成、色彩、筆使い、すべての調和がその世界観を作り出している。

これは現代でアート作品を生み出すKAZUSA MATSUYAMA氏が、「表面的な時代性に左右されず、人間の持つ根源や本質の中にある普遍的な美を作品として現世に残していく姿勢」を持っているからだろう。

個展では知覚と感性を刺激する世界観を表現する

今回の個展「THE FAR SOUND」では、これまでに発表した「Anonymous Portraits」「Daydream」シリーズに、感覚的要素とナラティブを持ち込んで、生命や自然の存在をより柔軟な立ち場から描き出した作品を発表する。

KAZUSA MATSUYAMA氏の特徴的な制作技巧「空間・事物をフラットに切り取ること」「独自の抽象描写」をベースに、作品と鑑賞者の関係性に迫る作品の在り方を表現しながら、視覚芸術の枠を越えた知覚と感性を刺激する世界観が楽しめる。

Anonymous Portrait -Night thoughts- Acrylic on canvas 2024 1455×1455mm

Anonymous Portrait -Daydream- (Girl)#17 Acrylic, oil on canvas 2024 910×727mm

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