稀代の天才音楽家・加藤和彦氏。トノバンを愛するアーティストが集結するトリビュートコンサートが開催
IGNITE / 2024年6月26日 23時35分
「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」は、トノバンの愛称で親しまれたアーティスト・加藤和彦氏の音楽的な功績を、多くの人の証言により描く話題のドキュメンタリー映画だ。
そんな加藤氏の曲を愛するアーティストが集結し、7月10日(水)に京都、7月15日(月・祝)に東京にて「加藤和彦トリビュートコンサート」が開催される。
映画のエンディングを飾る、あの素晴しい愛をもう一度ドキュメンタリー映画「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」は、2009年逝去した稀代の天才音楽家・加藤氏の音楽的な功績を、それに関わった多くの人々の証言で辿りながら、常に時代の半歩先を行っていた同氏の音楽が、どう変化を遂げていったのかが描かれる。
加藤氏は、1960年代後半にザ・フォーク・クルセダーズでデビューし、1971年にはサディスティック・ミカ・バンドを結成、その後はソロシンガー・作曲家・プロデューサーなど、多岐にわたって活躍してきた音楽家だ。
そのナンバーは、とても同じ人物が中心となって作り上げたものとは思えない、激しい多面性に驚かされるばかり。特に映画「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」を観た人の多くは、そう感じることだろう。
そして、映画のエンディングを飾るのが「あの素晴しい愛をもう一度~2024Ver.」だ。
同曲は、加藤氏をリスペクトし、その音楽を愛する世代を超えたアーティスト達が集結し、Team Tonobanとして新たにレコーディングした。
レコーディングには、高野寛氏・高田漣氏・坂本美雨氏・石川紅奈氏・きたやまおさむ氏・坂崎幸之助氏・宮川剛氏・佐藤優介氏が参加。そして、ドラムサンプルとして高橋幸宏氏の演奏。さらに、1971年当時のライブから加藤氏の歌声もサンプリングされている。
この作品は、加藤氏の功績を未来へ語り継ぐ、その音楽を歌い継ぐという映画のテーマを象徴するセッションになった。
セッションを踏襲するトリビュートコンサートそして、セッションには続きがあった。7月10日(水)に、加藤氏の出生地・京都のロームシアター京都 メインホール。7月15日(月・祝)に、東京のBunakmuraオーチャードホールにて「加藤和彦トリビュートコンサート」が行われる。
サディスティック・ミカ・バンドのオリジナルメンバーである小原礼氏。2007年に行われた同バンドの再結成コンサートにも参加した奥田民生氏、そして、Original Loveの田島貴男氏。Team Tonobanとして、レコーディングに参加した高野寛氏・坂本美雨氏。さらに、加藤氏の音楽を深くリスペクトしているハンバート ハンバート・GLIM SPANKYが出演する。
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