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高度経済成長期に戦ってきた「キングセイコー」を知る展覧会「駆動せよ!超戦士キングセイコー」

IGNITE / 2024年7月24日 14時22分

高度経済成長期に戦ってきた「キングセイコー」を知る展覧会「駆動せよ!超戦士キングセイコー」

セイコーウオッチは、「キングセイコー」の魅力を“ヒーロー漫画”を通して知ってもらおうと、展覧会「駆動せよ!超戦士キングセイコー」を開催中だ。

同展覧会の開催期間は、9月23日(月)まで。会場は原宿の「Seiko Seed」となる。

日本の高度経済成長期のヒーローたちとともに戦ってきた、「キングセイコー」の熱いストーリーを体感してみよう。

日本の高度経済成長期を支えたウオッチ

「キングセイコー」は1961年に誕生し、数々のエポックメイキングなモデルを発売してきたウオッチブランドだ。その歴史は日本の高度経済成長期とともにあり、当時の人々に正確な時を届ける役割を担ってきた。

その後、1970年代にクオーツウオッチの普及とともに一度はその役目を終えたが、2022年に「The Newest Classic」というテーマを掲げ、現代に蘇った。

ヒーロー漫画で知る「キングセイコー」の魅力

展覧会「駆動せよ!超戦士キングセイコー」では、現代のイラストカルチャーをけん引するイラストレーター/デザイナーの鈴木夏菜さんを起用。

鈴木さんは、おかしな日常=“異日常”をテーマに描くイラストレーターで、宇宙人、ゴーストなど異形のものをこよなく愛しており、漫画家としても活動中だ。

そんな鈴木さんは今回の展覧会で、同ブランドが誕生した1960年代から人気の“ヒーロー漫画”を用いて、「キングセイコー」が持つストーリーを熱く、そして楽しく表現している。

また会場では、ストーリーに登場するアイテムの模型展示や、フォトスポットも設置する予定だ。

熱く語られる「キングセイコー」のストーリー

ここで、漫画「駆動せよ!超戦士キングセイコー」のプロローグを一部紹介しよう。

「我々は腕時計を身に着けた瞬間、ファッションの枠を超え、異なる自分へ変身する。それは自分が理想とする時間、在り方、考え方を身に着ける行為とも言えよう。

従って、我々が腕時計に対して強く求めるものは、スペックや機能、耐久性はもちろんのこと、何よりもまず“熱い浪漫”なのである。

日本に活力があふれた高度経済成長期、キングセイコーを身に着けた者たちはヒーローに変身し、社会に多くの業績を打ち立ててきた。

しかし時代は遷り変わり、デジタル化やAIに代表されるように、そつのなさや合理性が主流となり、現代社会には当時の名残はほとんど残っていない」

そう嘆きながらも、以下のように熱く締めくくっている。

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