岡山|湯郷温泉の老舗旅館「季譜の里」に和とモダンが融合するセミスイート2室が誕生
IGNITE / 2024年8月9日 0時30分
岡山県美作市にある湯郷温泉の老舗旅館「季譜の里(きふのさと)」が、8月1日(木)に新たなセミスイートルーム「侘助(わびすけ)」と「石楠花(しゃくなげ)」の2部屋をオープンした。
伝統を受け継ぎながらも、現代のニーズに応えるべくこだわって設計された新客室で、上質な寛ぎの時間を楽しんでみては。
「季譜の里」に新たな客室が誕生湯郷温泉は約1200年の歴史を持つ温泉郷。身体と肌を癒す湯治の湯として、長年多くの人々に愛されてきた。
そんな温泉郷に佇む「季譜の里」は、90年以上にわたって「花を楽しむ、なごみの宿」として多くのゲストを迎えてきた老舗旅館だ。季節の花や地元の食材を取り入れた料理とその温泉でゲストの心身を癒す。
今回、そんな同旅館が3部屋を改装して、新たなセミスイート「侘助」と「石楠花」を作り上げた。
空間デザインを手掛けたのは、岡山県西粟倉村を拠点とするデザインファーム「nottuo」。彼らは「直島旅館ろ霞」のデザインで「グッドデザイン賞2022」や「DFA Design for Asia Awards 2022」などを受賞し、世界的に高く評価されている。今回のリニューアルでも、和と洋が融合した魅力的な空間を生み出した。
侘び寂びを感じさせる上品な佇まいの「侘助」「侘助」は茶室を思わせる上質な雰囲気の和室セミスイート。「天童木工」の低座椅子や「イサムノグチ」のテーブルなど、モダニズムの名作家具を随所に配置。和を感じる素材や様式にこだわり、静謐な空気感で客室内を演出している。品川亮氏が手がけた椿の掛け軸も印象的だ。
モダンなエッセンスを取り入れた「石楠花」一方、「石楠花」は現代的な洋室セミスイートで、左官仕上げの壁に囲まれた土の温もりを感じるデザインが特徴的。直線を意識した空間構成や中村拓志氏がデザインした家具が、モダンな印象をプラスしている。橋本和哉氏が手がけた備前焼の壺も良いアクセントに。
「季譜の里」は露天風呂や薬石サウナ付き大浴場が人気だが、今回誕生した両客室には広々とした檜貼りの洗面脱衣スペースとシックなバスルームが備わっている。
気分に応じた贅沢な入浴時間を満喫してほしい。
季譜の里
所在地:岡山県美作市湯郷180
公式サイト:https://www.kifunosato.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000084440.html
(IKKI)
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