山梨・河口湖の古民家をリノベした、一棟貸し宿泊施設「THE LAKE 河口湖暮らし」誕生

築60年の趣ある古民家を、和の趣きを残しつつモダンな雰囲気と機能性を持たせてリノベーションした、一棟貸し宿泊施設「THE LAKE 河口湖暮らし」が河口湖の湖畔にオープンした。8月17日（土）頃から予約受付開始予定。

出張シェフによるグルメ体験や、地元の講師によるアクティビティなど、街の魅力を存分に感じられる旅を提案する。

©️tatsuyasu watanabe

古民家を改装した「THE LAKE 河口湖暮らし」オープン

同施設のコンセプトは「ただ泊まるだけではない、“河口湖の暮らし”を感じる」。広さ70坪の大きな2階建の古民家をリノベーションした空間で、日本文化の趣きを感じる宿泊体験、ウエディングやワークショップなどのイベントも開催する。

10名までゆったりと過ごせる空間

1階にはリビング、茶道炉を構えた和室、キッチン、シャワールーム。2階にはレイクビューの寝室と和室2部屋。宿泊は2名〜10名まで可能となっており、長期間の滞在でも十分な収納力と快適な空間だ。宿泊ゲストは隣の施設「足和田ホテル」の天然温泉の大浴場を利用可能となっている。

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和の趣を感じられる厳選した家具やインテリア

家具は古来から使われる引戸棚や机などを清掃・修復・塗装して再利用している「古家具小道具 そうすけ」に協力してもらったものを使用。インテリアは地元の作家たちによる、和の趣を感じられる陶器や骨董品などを飾っている。

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出張シェフによる地元食材を使用したグルメ体験

宿泊の際は出張シェフがキッチンで、地元食材を使用した料理を調理する。日本料理、フレンチ、イタリアン、ヴィーガン料理など多彩なラインアップし、それぞれ有名店での経験を持つシェフなどが腕を振るう。

街をめぐり、体験できる機会も充実

さらに同施設では、泊まる＋αで“河口湖の暮らし”を感じられる、体験型宿泊施設を目指している。地域で活躍する講師やシェフたちによる、着付体験、茶道体験、農業体験、日本料理を味わえる体験などを用意する。

これは、農泊的な要素、食、それに加えて暮らしを体感するアクティビティを、アルベルゴ・ディフーゾ的に街全体を通して体験してもらいたいという提案の一つ。

アルベルゴ・ディフーゾとはイタリア語で「空き家問題」を観光産業で解決しようという取組などの名称。日本語では「地域まるごとホテル」と言われることもある。