ネイキッドが手がけるプロジェクションマッピング展「The Hidden Forest」がシンガポールで開催

近年、アート鑑賞の新たな形として「イマーシブアート」が登場し、五感を刺激する展示や構成で話題を呼んでいる。

シンガポールの国立公園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」に位置する植物園「クラウド・フォレスト」でも、現在ネイキッドが企画・演出・制作を手がけるプロジェクションマッピング展「The Hidden Forest」が開催中だ。気になる内容を紹介しよう。

「The Hidden Forest」がシンガポールで開催

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、2012年にオープンした約101ヘクタールの広大な敷地を持つ国立公園。温暖な気候を活かした多種多様な植物の展示や夜のライトアップショーなどが話題を呼び、今や世界中から多くの人々が観光目的で訪れる。

この夏、そんなガーデンズ・バイ・ザ・ベイとネイキッドがコラボレーション。世界の雲霧林に生い茂る希少な植物たちをテーマにしたプロジェクションマッピング展「The Hidden Forest」を開催している。

会場は、公園内にある植物園のクラウド・フォレスト。熱帯植物が展示されている園の一部エリアを舞台に、雲霧林に生息する固有植物や、その植物と共生する動物たちの世界をデジタルで再現する。

異なるインタラクティブ体験を楽しもう

「The Hidden Forest」は複数のエリアで構成されており、それぞれ異なるテーマと体験を楽しめる。

例えば、4階のクリスタル・マウンテンでは「CYCLE」というテーマでアートを展開。ゲストがプロジェクションマッピングに触れると新たな芽が生え、絶滅した植物が蘇る。循環する生命の神秘を感じることができるはずだ。

3階のクラウド・フォレスト ギャラリーでは、「LIFE」というテーマで雲霧林に生息する植物と動物たちの共生関係を描く。プロジェクションマッピングの植物に触れると、その植物と深い関わりを持つ動物が登場するユニークな内容だ。

さらに、ここでは「CONNECT」をテーマに据えた映像も用意。雲霧林に生きる動植物の進化の過程を物語形式で描く。

ネイキッドのインタラクティブアートを通じて、美しくも厳かな植物と動物たちの生命力を肌で感じてほしい。

The Hidden Forest
会場：ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、クラウド・フォレスト内
所在地：18 Marina Gardens Drive, Singapore 018953
営業時間：9時～21時（最終入場20時30分）
公式サイト：https://www.gardensbythebay.com.sg/
※イベント終了時期は未定
※入場料金は公式サイト参照

PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001014.000008210.html

（IKKI）