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「高藏蒸留所」から登場の「PURE MALT」シリーズ。数十年先を見据えた一歩目に注目

IGNITE / 2024年8月21日 22時55分

「高藏蒸留所」から登場の「PURE MALT」シリーズ。数十年先を見据えた一歩目に注目

創業160年を超える総合酒類メーカー・明利酒類社が約60年ぶりに立ち上げた「高藏蒸留所 TAKAZO DISTILLERY」から、ニューボーン1年となる「高藏 REBORN」をはじめとする「PURE MALT」シリーズが登場。

ニューボーン1年の同シリーズのこれから先を見据えた味わいを、この機会に試してみては。

総結集した技術によって動き出した「高藏蒸留所」

1952年に加藤高藏氏と情熱溢れる職人の手で始められるも、火災により断念された同社のウイスキー造り。今回立ち上げられた同蒸溜所は、2022年に免許を再取得して以来、酵母の開発やアルコールの蒸留で全国の酒蔵の酒造りを支えてきた技術を総結集し、これから数十年先を見据えて一歩目を踏み出した。

さまざまな樽でウイスキーを熟成

同蒸留所ではミズナラ樽をはじめとし、バーボン樽やシェリー樽、ポートワイン樽、ラム樽などをウイスキーの熟成に使用。中でも特徴的なのは、同社の看板商品である「百年梅酒」の熟成を行ったプラムワイン樽だ。芳醇な梅酒の香りが染み込んだ樽で熟成することで、日本ならではのフルーティな味わいの骨格がつくられる。

3種類の酒がニューボーン1年目として登場

今回登場したのは、ニューボーン1年となる「高藏 REBORN」、「百年梅酒」を熟成させた樽を使用した「TAKAZO PURE MALT PLUM WINE CASK FINISH」、そしてミズナラ樽のファーストフィルを贅沢に使用した「TAKAZO PURE MALT MIZUNARA CASK FINISH」の3種類だ。

高藏 REBORN

創業160年以上の同社の知見を全て集約し、当初より酵母の量を3倍、発酵期間を倍以上にしたことで得られた洗練された味わいのニューポットを熟成させた。

同社のフラッグシップ商品である「百年梅酒」を熟成させたプラムワイン樽の原酒を中心にブレンドを構成し、香りはプラムの軽やかさでありながら味わいはレーズンのような甘みで始まり、最後にスパイシーな味わいも感じられるだろう。

TAKAZO PURE MALT PLUM WINE CASK FINISH

同蒸溜所によるピュアモルトウイスキー。日本一の称号を持つ「百年梅酒」を熟成させたプラムワイン樽の原酒を大切な構成原酒の一つとしてブレンドした同ウイスキーは、フルーティな甘みと芳香なバニラが感じられる同蒸留所の今後を示唆する一本だ。

TAKAZO PURE MALT MIZUNARA CASK FINISH

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